過去ログ - ハルヒロ「微妙に強くてニューゲーム?」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/21(日) 20:53:04.65 ID:lXx4rjXY0
アウェイク
"--目覚めよ"

聞くのは3度目だろうか、何度目だろうか、よく覚えてない。

誰かの声が聞こえたような気がして目を開けた。

彼方に虹を見て、気を失った。

どうやらまだ生きているようだ。

仲間たちも全員無事だろうかと思いまわりを見渡す。

少し離れたところに明かりが見えるが、辺りは薄暗くおぼろげだ。

ここはどこだろう。そう考えると声が聞こえた。

「もしかして、誰かいる?……」

シホルの声だった、嬉しさと同時にどこかデジャブを感じる。

男の返答があった。他何人かも応じた。それらの声には聞き覚えがあった。

俺は黙って様子を伺っていた。

病み上がりだからか、ひどく疲れていて何かアクションを起こす気になれない。

考えなきゃ死んでしまうが、ここは”大丈夫”何故かそう感じた。

”病み上がり”といえばもう足は治っただろうか。

マグマに突っ込んだ踵をみると、溶けた痕もなく綺麗に治っていた。

後に引かなそうでよかった。メリィにあとで感謝を伝えなければ。



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2:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 21:00:10.99 ID:lXx4rjXYo
足に向けていた視線を戻すと、銀髪が先頭に立って集団はどこかに向かうようだった。

銀髪はレンジだった。だがいつも着ている服でもないし、鎧も装着していなかった。

よくみると、他のやつらも同じでだ、最初”塔”でつけていた衣服と同じようなものを着ている。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 21:18:06.02 ID:lXx4rjXYo
暗がりを歩くと、鉄格子についた。

鉄格子が開かず、誰かが怒鳴ったり、声をあげている。

とてつもないデジャブに襲われる。どこかでこんなことがあった覚えがある。
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 21:27:08.89 ID:lXx4rjXYo
おれはユメの方向を向いた、

ユメは何の思惑もない、澄んだ瞳をおれに向けている。

何かユメに嫌われることでもしただろうかと考えたが、
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 21:47:14.75 ID:lXx4rjXYo
外に出ると、皆が空を見上げている。

同じように空を見上げる、赤い月が浮かんでいた。

「帰ってきたんだな」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 21:59:41.93 ID:lXx4rjXYo
俺は、この状況に見覚えがあった。

最初にここに、グリムガル来たときにあった出来事だ、夢でもみているのだろうか。

夢、夢であれば、きっとあいつに、あいつらに会えるはずだと思いまわりを見渡した。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:01:32.21 ID:D0dn8bkr0
期待


8:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:05:29.93 ID:lXx4rjXYo
いまさらな、説明ですが、
「灰と幻想のグリムガル」を1は原作7巻まで読みました。
7巻までの原作ネタバレがあります。

以上


9:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:10:15.64 ID:fU7fLRBAO
おー、ええやん
続けて欲しい



10:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:12:29.95 ID:lXx4rjXYo
マナトがいて、モクゾーもいた。

チームレンジがいて、キッカワもいる。

最初の記憶が呼び起こされる。
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:21:22.78 ID:lXx4rjXYo
それから、俺は黙って様子をみることにした。

半信半疑であったが、状況は記憶をなぞった。

鎧を着た兵士に案内され、レッドムーン事務所に向かった。
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:22:51.35 ID:lXx4rjXYo
クズオカの話は飛ばすので、アニメと同じでモクゾーは最初からPTにいることにします。


13:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:30:29.45 ID:lXx4rjXYo
レンジは、記憶通りのメンバーを選んで、どこかへ向かっていった。

キッカワはいつの間にか、消えていた。

トキムネさんに出会う経緯も見てみたかったが、まぁよしとしよう。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:45:29.80 ID:lXx4rjXYo
●アウェイク1

目が覚めた。

向かいのベットにはモクゾーがいた。
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 22:53:15.46 ID:lXx4rjXYo
ギルドで、7日間バルバラ先生の指導に耐えて分かったことがあった。

身体能力はオークの集落、火龍の山に挑んだ時のままだった。

盗賊のスキルも覚えたままだ。
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 23:23:07.68 ID:lXx4rjXYo
ギルドでの修練を終え、次の日に初めて

ダムローに向かった、おれは初めてではないけど。

ダムローに向かう山の途中で、記憶通りゴブリンに遭遇した。
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 23:28:46.17 ID:lXx4rjXYo
次は、シホルが詠唱しきれずに、コブリンBに襲われる。

きっと予想通りになるだろう。

先ほどの感触からすると、ゴブリンBもおそらくおれひとりでどうにかなる。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 23:47:14.33 ID:lXx4rjXYo
モクゾーがゴブリンBをとらえられず、木を切りつけてしまい、剣がはまって抜き出せなくなった。

ランタがモクゾーを庇いゴブリンBと切り結ぶが、おされてしまう。

そばにいたユメが、弓に矢をつがえていた。
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 00:10:37.40 ID:yWw3bOq6o
「これは、命のやり取りなんだ!俺たちも、相手も、_ゴブリンだって真剣なんだ!」

「これ以上ないくらいの真剣勝負なんだ!簡単なわけない!誰だってどんな生き物だって、死にたくないだろ!」

皆、置かれた状況に気づく、頭では分かっていたかもしれない。
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/02/22(月) 00:32:15.16 ID:yWw3bOq6o
倒したゴブリンAから採取したものは、1シルバーなるかな、といった具合だったが、

皆、初めての成果にワクワクしているようなので、水は差さないでおいた。

いろいろ知っているというのも面倒である。
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/22(月) 00:32:54.57 ID:yWw3bOq60
へたくそで辛い。寝る。


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