102:名無しNIPPER[saga]
2016/10/06(木) 20:54:28.36 ID:Oy59jqBVO
やがて辿り逝くは森の中
木々のざわめきが悲鳴を奏で、小鳥の囀りが轟く金切声を空に向かって響かせる
追われて着くのは巨大な城
ふんわりと鼻を突く胡椒の匂い
城壁は黒い漣が波打ち、空が揺らいでは森が嗤う
気配が蠢き、渦のように城の中へと吸い込まれている
俺自身もその中へ誘われる。何かが呼ぶ。俺の存在を
114Res/41.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。