16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/26(金) 22:31:01.94 ID:F65aSZjVO
ぶちぶち、と千切れる音が聞こえた
叫ぶと喉に手が飛び込んできた。俺の声帯を毟り取ろうとして来やがった!
この野郎とばかりに噛みついてやった
今度は「ぎゃあ」と手が叫んだ
噛むと肉汁が口の中に溢れだす。歯ごたえも味もとても良い
何だこれは。新たなる味覚、触感、初めて味わう美味なる感覚は口から脳へ、全身へと駆け巡った
美味さがもはや快楽、快感となって全身の味覚へ羽ばたいた。細胞という細胞が歓喜の悲鳴をあげ、もっと肉をよこせと叫びだす
ああ、これが本当の「美味しい」なのか
俺は周りの手を食いだす。もっとよこせ。手を、足を、目玉を、脳を、もっと食べる
食べる食べる
モグモグモグモグモグモグモグ
逃げ出す奴も捕まえて口に放り込む
食べ続ける。食べ続けた。腹が膨れ上がって破裂するまで
モグモグモグモグ
モグオグモグモグ
―パンッ―
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