61:名無しNIPPER[saga]
2016/04/13(水) 23:16:26.22 ID:stHKG8KUO
光に歪められた町並み、暗澹たる影がマンホールを押し退けて夕刻の空に吹き上がる
夕日は潰れて広がり、血塗れの陽光を町に吹き付けている
夜闇が昼の明かりを飲み込むこの時刻にして俺は重たい足を引きずる
この町にいると気が重い、押し潰されそうになる
これは夢だ。分かっている。意味等無い。あるはずがない
しかしこの町は吐きそうなほどに大嫌いだ
現実の町は大好きだ。大好きなのに…現実まで嫌いになってしまいそうだ
気狂いの住民が俺の周りでおぞましく舞い始める
俺の名前を呼びながら、俺に呼びかけながら
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