24: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/22(月) 23:57:01.32 ID:5+VYUdC00
泉「謝ってダンスが上手くなるの!?違うでしょ!?」
亜子「いずみ、落ち着いて」
25: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/22(月) 23:57:36.10 ID:5+VYUdC00
さくら「……」
さくら「なんで……なんでそんなこと言うの……?」
26: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/22(月) 23:58:19.66 ID:5+VYUdC00
亜子「い、いずみ!言い過ぎやって!追いかけなきゃ!」
泉「平気よ、ちょっと頭を冷やしたら帰ってくるでしょう」
27: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/22(月) 23:59:05.97 ID:5+VYUdC00
ガチャ
鷺沢文香「お疲れ様です……?どうかしましたか?」
文香「泉さんと亜子さんが言い争っているのは初めて目にしますが……」
28: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/22(月) 23:59:35.65 ID:5+VYUdC00
文香「なるほど……さくらさんにそんなことを……」
泉「でも……さくらが……」
29: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:00:10.82 ID:RFiSXH600
文香「“世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし”」
亜子「へ?」
30: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:00:40.39 ID:RFiSXH600
文香「これは桜の花についての詩です。では、桜はいつ咲くか、わかりますか……?」
亜子「そりゃあ、春……ですよね?」
31: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:01:16.01 ID:RFiSXH600
文香「では、散る日時はわかりますか?」
泉「……」フルフル
32: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:01:57.64 ID:RFiSXH600
文香「先ほどの在原業平の詩の直訳は『もしこの世に桜が存在しなければ、春を過ごす人の気持ちは穏やかなものだったろうに』となります」
亜子「……」
33: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:02:30.92 ID:RFiSXH600
文香「在原業平は桜を愛していたのです……。今の直訳を逆説的に取ると、『春の人の心をこれだけ動かせる桜はやはり素晴らしいものだ』となります」
文香「ただ咲き、ただ散る。ただ花として当たり前のことをするだけで人々の心を動かすことができる……。そんな桜の魅力を存分に表した名歌と呼べるでしょう……」
34: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/02/23(火) 00:03:06.51 ID:RFiSXH600
文香「桜の開花を間近で見ることができる……そんな特等席にいるのですから、手放してしまってはもったいないですよ……?」
亜子「文香さん……」
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