過去ログ - P「南条光とカラオケで楽しむ」
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/24(水) 14:53:35.41 ID:Z50vb1jJ0

「えへへ……いいかな」

「何だ?」

 光がはにかんで、目を細めて顎を突き出した。

 そのおねだりの意味は理解しているし、故に聞き返す必要は無いのだが、俺は言葉が聞きたかった。

「キス、しよう?」

 毎日が楽しくて仕方なく、自立を目指して邁進するエネルギッシュな少女が、ふわふわした上目遣いでキスをねだる。

 いつもいつも、この瞬間は興奮で脳が揺れてくる。

 身長差が30cmを超過してるので、キスは俺がしゃがまないと出来ない。

 その格好がどうも間抜けで落ち着かないので、俺はソファに腰掛けた。

 表面がツルツルしていて水を弾く、安物の合成皮のソファだ。

 彼女の顔と相対する。真正面から見ると、顔立ちがなおさら美しい。

 白い頬に朱がさしていて、睫毛はマスカラが不要なほど長い。

 豊かな表情を生み出すくりくりの碧眼は、水鏡のように澄んでいてどこか神秘的。

 将来美人になることが約束されていて、今もスッと通った鼻がさわやかな、間違うことなき清純な美少女だ。

 そんな彼女が自分から迫ってきて、俺に小さな唇を重ねてくる。

 最初はくっつけるだけ、重ねて押し付けるだけのキスや、おでこに触れる軽いキスを重ねる。

 もう一度、もう一度と繰り返し、次第に我慢が出来なくなって、唇の中に舌を差し込んだ。

 爆発しそうな光の鼓動を、体温を粘膜経由で与え奪い合うキスで加速させる。

 じゅうじゅうと意図的に下品な音を立てて、品行方正な光の耳を辱める。いやらしい水音に互いの理性が剥がれてく音が混じる。

 それに伴って、アイドルのたまらなく美味い唾液を喉を鳴らして飲み込んだ。

 ミルクをぬくめたような甘い香りが鼻をくすぐる。

 興奮して歯茎や頬裏を舐め取ると、光もまた淫らに舌を絡め返してくる。

 永遠に飲んでいたい液体が飲み放題だということを思うと、ドリンクバー代を損した気分になる。

 過激なキスをすればするほど、首に回ってる光の腕が強く巻き付く。

 小さな手のぽかぽかした温かさを実感しながら、俺は右腕で腰を持った。

 この対面座位のような格好が、俺に全てを預けてるみたいで安心するらしい。

 俺もまた、光の小さい頭の大きさを実感出来るし、熱が溜まりつつある下半身で光のかわいいヘソを服越しになぞってやれるので気に入っていた。

 吸い取るキスと平行し、左腕で背中をさすり、それから頭を撫でた。

 何度も何度も、それこそ良いことをした犬を誉めるように撫で上げる。

 光の身体の反応が大きくなり始めて、口と背中からもたらされる感触から逃げるように身をよじり出す。

 それを押さえ込むように右腕で尻を刺激し、舌と左腕の動きを連動させた。

 頭を撫でると上顎や前歯の裏側を撫でる。

 背中を撫でるときは光の長い舌の裏側をなぞって甘噛みして、口の中を誉めてあげた。

 酸欠も重なって、だんだん意識が朦朧としてくる。

 そろそろ光の息が辛くなると判断して中断した。

「ぷえ……ひゃ、はふ……」

「トロ顔の光は、やっぱり可愛いなぁ」

「え、しょ、しょうかぁ……? かわいいアタシのほうが、すき……?」

「今も大好きだけど、もっと乱れた光がみたい」

 服の上から光の背骨を指一本でなぞった。

 眼がとろんと半開きになってる、半ば夢見心地な光の深層心理にまで、えっちな顔をしたほうが気持ちいいことをしてもらえると教え込むのだ。


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