過去ログ - 亜美「今日は千早お姉ちゃんの…」真美「誕生日!」
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42:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:38:15.40 ID:fClTzcE10
真美「…」

千早「真美?」

真美「真美が…もっと大人だったら良かったのに…」
以下略



43:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:38:47.45 ID:fClTzcE10
真美「大人だったら…もっと…もっと千早お姉ちゃんのことちゃんと祝えたのに!」

千早「真美…」

亜美「そうだね…大人だったら、料理もケーキも失敗しないし、お小遣いや時間だってもっと考えて使うし、歌だってミキミキたちみたいに上手く歌えたのに…」
以下略



44:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:39:44.81 ID:fClTzcE10
亜美「だから…だから…」

真美「うっう…」

千早「亜美、真美…無理して大人になんてならなくていいのよ」
以下略



45:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:40:51.66 ID:fClTzcE10
亜美「でもぉ…」

千早「ふふふ、あなたたちって普段は子供なのに変なところで大人よね」

真美「そう?」
以下略



46:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:41:51.37 ID:fClTzcE10
千早「えぇ、私たちもあなたたちが大人っぽいからついつい忘れちゃうけれど、あなたたちはまだまだ中学校に上がったばかりの子供なのよ?できないことの方が多くて当たり前よ。私にだってできないんだから」

真美「千早お姉ちゃんも?」

千早「えぇ、そうよ。私に料理やお裁縫ができると思う?」
以下略



47:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:42:30.76 ID:fClTzcE10
千早「私の家には飾りなんてないし、お金もそんなに持っていないわ。歌は…歌えるかもしれないけれど、私なんかと一緒に歌ってくれる人はいるかしら…」

亜美「そんなの…」

亜美真美「「亜美(真美)たちが!」」
以下略



48:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:43:21.81 ID:fClTzcE10
千早「その気持ちなの、あなたたちが私を思ってくれるその気持ちが何よりのプレゼントよ」

亜美「本当に?」

真美「そんなのでいいの?」
以下略



49:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:44:19.05 ID:fClTzcE10
亜美「頼る?」

真美「頼っていいの?」

千早「えぇ、大人になるってことはね、『何でも1人で出来るようになる』ってことじゃないのよ?『上手にみんなに助けてもらえる』ようになることなの」
以下略



50:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:45:05.90 ID:fClTzcE10
千早「えぇそうよ、まぁ私が言える立場ではないかもしれないけれど…だからこそとでも言うのかしらね…」

亜美「どういうこと?」

千早「それこそ…孤独に打ちひしがれながら…私が辛いと感じていた時間…」
以下略



51:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:48:36.52 ID:fClTzcE10
千早「今日の亜美のように一生懸命に…」ナデナデ

亜美「ふわ…」

千早「今日の真美のようにがむしゃらに…」ナデナデ
以下略



52:名無しNIPPER
2016/02/25(木) 15:50:27.96 ID:fClTzcE10
千早「私は1人で何でもやろうとしていたわ…」

亜美「千早お姉ちゃん…」

千早「だからわかるのよ、あなたたちには必要なの。昔の私には居なかった…いえ、見えていなかった、安心して頼れる大人や仲間が」
以下略



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