過去ログ - 日向創「ronpa/extra」
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/03/04(金) 18:13:42.15 ID:wCcjgONL0
「んーー……っと」

朝の通学路。太陽の光を体いっぱい浴びながら伸びをする。
全身を伸ばしながら歩いていくと、“いつもの”見慣れた校門が目に入ってくる。
俺は小さく深呼吸をして、校門をくぐっていく。

「おはよう!」

予想通り、門の前で仁王立ちをしている少年に挨拶をされた。
こいつは、石丸清多夏。希望ヶ峰学園の風紀委員だ。
巷では超高校級の風紀委員だなんて呼ばれるほどに風紀においては注目されてる人物だ。

「おはよう、石丸」

俺はこの光景を知っている。
いつもの、変わらない光景。/違和感しかない光景。

石丸「ちょっと待ってくれ」
「……何だ?」

これも知っている。
何もかも知っている、
この後、石丸が何を言うのかも知っている。
だから、俺は──。

石丸「君は自分のことを……いや、なんでもない」
「俺の事は分かってるさ。名前は日向創だ。今度は忘れるなよ」

そう、俺の名前は日向創。
希望ヶ峰学園の平凡な学生だ。

石丸「ふむ……そうか。覚えておこう!それでは今日も勉学に励んでくれたまえ!」
日向「ああ、そうさせて貰うよ」

俺はそう返すと、確かな足取りで校舎へ入っていく。
ああ、大丈夫。
この違和感だらけの空間だけど、自分の事は、理解っている。


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