過去ログ - 初月「エイハブ船長にでもなったつもりか?」
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124: ◆uLYDn.hAKU[saga]
2016/04/01(金) 04:25:50.40 ID:beGluAPZO
心臓が一瞬だけ膨れ上がり、血が一気に体を駆ける高揚感。あいつに当てた。ダメージなんて微々たるものだろうが、当たった。

再装填しようとストックを肩から外すと、千歳が銃を上から押さえつけた。
艤装を着けていなければ、ただの人間だ。また振りほどき、今度は拳銃を向ける。

「もう俺の邪魔をしないでくれ!」

千歳の顔は恐怖で歪んでるわけでも、さっきみたいにキツいわけでもなかった。ただ、なにかむなしさを含んだ目で俺を見ていた。

俺が引き金をしぼるのと、初月と千代田の悲鳴みたいな警告が無線から流れたのは同時だった。


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