過去ログ - 久海菜々美「ファーストキスの味」
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22:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 01:30:45.60 ID:aS4x3u+/0
菜々美「『どうだ、唇を奪われた気持ちは? 初めてなのだろう?』」

藍里「『こ、このような……行いが……許されるとお思いなの……ですか?』」

菜々美「『許される? そんな事は関係ない。年頃の女を好きなように出来る。これほど愉快な事はないぞ!』」

藍里「『……愉快だと言うなら……なぜ、そんな目をしていらっしゃるの?』」

菜々美「『なんだと?』」

藍里「『貴方の目はとても深い悲しみの色をたたえています』」

菜々美「『……』」

藍里「『何かあるというなら私に仰ってください。力になれるかも……』」

菜々美「『力になれる……だと? 呆れた女だ。原因は自分にあるというのに』」

藍里「『どういうことですか?』」

菜々美「『ならば教えてやろう……』」

菜々美「『私はお前を愛してしまったのだ! 心の底からな!!』」

菜々美「『しかし、私は知ってしまった……。お前は私の事を愛してはいないと! 決して私の想いに応える事がないと!』」

藍里「『……なぜ、そんな事が言えるのですか?』」

菜々美「『シラを切るな! ならば、なぜあの時、私との恋をありえぬ物と言ったのだ? なぜ恋などした事がないと言ったのだ!!』」

藍里「……」


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