過去ログ - お菊さん「もう何枚お皿数えているんだろう…」
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6:GDK
2016/02/27(土) 15:44:46.24 ID:ozcYAnN+0
お菊「3億4998枚…3億4999枚……
(丁度キリがいいところだ。)3億5000枚…!!
…………」


7:GDK
2016/02/27(土) 15:47:01.86 ID:ozcYAnN+0
お菊「いつの間にかこんなに数えてしまった。我ながらすごいわ…
今までこんなことしてたなんてね………
これからどうしようか。」


8:GDK
2016/02/27(土) 15:53:51.98 ID:ozcYAnN+0
お菊「というかここはどこなんだ。すっかり夢中になってしまったけど、今何年になっているのかしら。」

この世を去ってお菊さん。西暦2016年までずっと皿を数えてこの世に留まり続けました。
恨みなどまるでなくなってしまいましたが、ただ皿を数える人生(?)に疑問を抱き、外へ出ます。
しかし、彼女は幽霊でありながらとんでもないものを身につけていたことにまだ気がついていないのです。


9:GDK
2016/02/27(土) 15:56:31.90 ID:ozcYAnN+0
お菊「外へ出てみたけど…なんか変な建物ばっかりで随分変わってしまったなぁ…
もうどこに行けばいいかわからないや」


10:GDK
2016/02/27(土) 15:57:56.38 ID:ozcYAnN+0
お菊さん「とにかく歩こう、皿数えるよりはマシだと思うし。
そうしたらなにか面白いもの見つけたりしてね」


11:GDK
2016/02/27(土) 16:00:17.96 ID:ozcYAnN+0
男「はぁ……」
ドン…ドン…ドン…


お菊「あら?あの人なんで柱に頭ぶつけているのかしら?このままじゃあの人死んでしまうわ。
以下略



12:GDK
2016/02/27(土) 16:08:31.89 ID:ozcYAnN+0
お菊「ねえなにやってるのよ!そんなことしてたら死んじゃうわよ!やめなさいよ!」

男「ああ…別にいいですよ…だって俺…死んでいるだから…」

お菊「えっ?あなたもしかして…」
以下略



13:GDK
2016/02/27(土) 16:12:02.41 ID:ozcYAnN+0
お菊「あらそう…大変ねえ…でも、そうやっていつまでもそこで頭ぶつけてると
私みたいにいつの間にか時間が経ってわけわからなくなるわ。」

男幽霊「えっ?一体何言って…」

以下略



14:GDK
2016/02/27(土) 16:15:52.32 ID:ozcYAnN+0
〜幼馴染宅〜

男幽霊「それでなにするんですか?まさか『彼女も前に出ろ!』なんていいませんよね!?
俺幽霊ですよ!一応!」

以下略



15:GDK
2016/02/27(土) 16:20:14.57 ID:ozcYAnN+0
お菊「ちょっと!なに突っ立てるのよ!」

男幽霊「いや、だって幽霊って夜に出るものでしょ。
だから、夜まで待っているんですよ」

以下略



16:GDK
2016/02/27(土) 16:27:42.29 ID:ozcYAnN+0
そのとき男幽霊の幼馴染が帰ってきたのだ。
その顔はとても暗く、活気がまるでなかったのだった。

幼馴染「………」

以下略



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