過去ログ - P「掌編 一コマアンダーザデスク」
1- 20
1: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:52:15.44 ID:Hs/ZayvU0
 
 今週に入ってから振り続けている、雨にたいする思いは三者三様。

「まったく、こうも雨続きだとなんだか気がめいってくるな」

「でも、雨の日は静かで……落ち着くから、そんなに嫌いじゃないですけど」

「フヒッ……じめじめは……キノコに、良い」


 そう言って、Pの机の下に潜り込んでいる少女、星輝子が手にしていたキノコの鉢植えをうっとりとした表情で眺める。
 
 そんな彼女に、窓の外に降る雨の様子を見ながらPが一言。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:52:44.19 ID:Hs/ZayvU0
 
 ※ オリジナル設定、キャラ崩壊注意
 
 ※ 掌編です


3: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:53:23.00 ID:Hs/ZayvU0
 
「なぁ輝子。お前に一つ確認しておく事があるんだが」

「な、なにかな……?」

以下略



4: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:54:10.24 ID:Hs/ZayvU0

「そうだな、最初に三つまでって約束したよな。」

「はい……やくそく……しました」

以下略



5: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:54:52.52 ID:Hs/ZayvU0

「雨が降って……じめじめがいい感じだから、つい……持って来ちゃった」

「はぁ……あんまりこういう事は言いたくないけど、しばらくの間は机の下にキノコを持ち込むの禁止な」

以下略



6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:55:36.35 ID:Hs/ZayvU0
 
「いきなり全部を禁止にするのは、ちょっと厳しすぎますよぉ。プロデューサーさん、せめて一つは許してあげませんか?」

 けれど、返ってきたのは彼女にとって意外な言葉。
 
以下略



7: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:56:31.09 ID:Hs/ZayvU0
 
「同じ事って……まゆは別に、キノコを育てたりしてませんよぉ?」

「だからな、キノコじゃなくても俺の机の下のせっまいスペースに漫画やらなにやら……」

以下略



8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:57:19.64 ID:Hs/ZayvU0
  
「そんな……ま、まゆの事、プロデューサーさんは、じゃ……邪魔だって……おっしゃるんですかぁ?」

「いや、邪魔とかじゃなくてな? せめて二人が潜るなら、その分キノコや本をどかしてスペースを空けてくれって……」

以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 20:57:50.51 ID:UapoHgvJO
モバつけろニキがくるぞ


10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:58:01.81 ID:Hs/ZayvU0
 
「あ、あの……まゆさん?」

 だが、まゆはそんな彼女に振り返る事もせず、無言のまま部屋を出て行ってしまった。

以下略



11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:58:46.27 ID:Hs/ZayvU0
 
 さすがに少し言い過ぎたかと反省したPだったが、今度は隣の机の下から這い出るようにして現れた森久保乃々の姿が目に入る。
 
「……おい」

以下略



12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:59:20.24 ID:Hs/ZayvU0
 
「お前……いたのか」

「さ、最初から……いちおう、いたんですけど……」

以下略



13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:01:06.97 ID:Hs/ZayvU0
 
「ちょっ……何やってんだお前は! 最初から居たんだったらさっきの話も聞いてただろ!?」

「で、でも……二人がいない時じゃないと、こっちの机の下には入れないですし……」

以下略



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:02:00.53 ID:Hs/ZayvU0
 
「……分かった。今度たんまりと仕事入れてやるから、覚悟しとけよ?」

「もりくぼはもう……そんな脅しには屈しませんし……」

以下略



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:02:29.05 ID:Hs/ZayvU0
 
「友達……友達が……」

 ぶつぶつと呟く輝子に、何があったのかとたずねる勇気を、Pはあいにく持ち合わせてはいなかった。
 
以下略



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:03:08.47 ID:Hs/ZayvU0

 その日、まゆが用意したP達の昼食は、新鮮なキノコがたっぷりと使われた、それはそれは美味しいクリームパスタであり、
 
 涙を流しながらおかわりを繰り返した輝子が午後のレッスンで大惨事を引き起こしたりしたのだが……
 
以下略



17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:04:31.22 ID:Hs/ZayvU0
 いつも書いてるうちに長くなるので、なるべく短めに
 アンダーザデスクの三人とPの微笑ましい日常のやりとりが書きたかった。
 
 それでは読んで下さってありがとうございました。


18:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 21:50:00.89 ID:WWFHrUuOO
良かった


19:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 23:14:51.31 ID:I1s0Yj5RO
モバつけろカス


20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/27(土) 23:17:00.83 ID:6Bjj+0p/O
まーたシンデレラガールズかよ
死ねや


21:名無しNIPPER[sage]
2016/02/28(日) 00:50:59.60 ID:1ioMkCF50
ぼののは結局Pの机の下に潜りたいのか
どちらかたまに変わってあげなさい


22Res/7.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice