過去ログ - P「掌編 一コマアンダーザデスク」
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6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:55:36.35 ID:Hs/ZayvU0
 
「いきなり全部を禁止にするのは、ちょっと厳しすぎますよぉ。プロデューサーさん、せめて一つは許してあげませんか?」

 けれど、返ってきたのは彼女にとって意外な言葉。
 
以下略



7: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:56:31.09 ID:Hs/ZayvU0
 
「同じ事って……まゆは別に、キノコを育てたりしてませんよぉ?」

「だからな、キノコじゃなくても俺の机の下のせっまいスペースに漫画やらなにやら……」

以下略



8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:57:19.64 ID:Hs/ZayvU0
  
「そんな……ま、まゆの事、プロデューサーさんは、じゃ……邪魔だって……おっしゃるんですかぁ?」

「いや、邪魔とかじゃなくてな? せめて二人が潜るなら、その分キノコや本をどかしてスペースを空けてくれって……」

以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 20:57:50.51 ID:UapoHgvJO
モバつけろニキがくるぞ


10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:58:01.81 ID:Hs/ZayvU0
 
「あ、あの……まゆさん?」

 だが、まゆはそんな彼女に振り返る事もせず、無言のまま部屋を出て行ってしまった。

以下略



11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:58:46.27 ID:Hs/ZayvU0
 
 さすがに少し言い過ぎたかと反省したPだったが、今度は隣の机の下から這い出るようにして現れた森久保乃々の姿が目に入る。
 
「……おい」

以下略



12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 20:59:20.24 ID:Hs/ZayvU0
 
「お前……いたのか」

「さ、最初から……いちおう、いたんですけど……」

以下略



13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:01:06.97 ID:Hs/ZayvU0
 
「ちょっ……何やってんだお前は! 最初から居たんだったらさっきの話も聞いてただろ!?」

「で、でも……二人がいない時じゃないと、こっちの机の下には入れないですし……」

以下略



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:02:00.53 ID:Hs/ZayvU0
 
「……分かった。今度たんまりと仕事入れてやるから、覚悟しとけよ?」

「もりくぼはもう……そんな脅しには屈しませんし……」

以下略



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:02:29.05 ID:Hs/ZayvU0
 
「友達……友達が……」

 ぶつぶつと呟く輝子に、何があったのかとたずねる勇気を、Pはあいにく持ち合わせてはいなかった。
 
以下略



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/02/27(土) 21:03:08.47 ID:Hs/ZayvU0

 その日、まゆが用意したP達の昼食は、新鮮なキノコがたっぷりと使われた、それはそれは美味しいクリームパスタであり、
 
 涙を流しながらおかわりを繰り返した輝子が午後のレッスンで大惨事を引き起こしたりしたのだが……
 
以下略



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