過去ログ - モバP弟「兄の代わりに」
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1:名無しNIPPER
2016/02/28(日) 22:00:37.36 ID:l/wN6PumO
俺と兄は双子だった。
双子である俺と兄は、同じ小学校、同じ中学校、同じ高校、大学、まるでお互いがお互いの鏡であるかのように育った。

しかし、大人になってからは、別々の道に行くことになった。
俺は普通の企業に、兄はアイドル事務所のプロデューサーとなり、このまま時が過ぎるのだろうと思った。

しかし、母から連絡があった。

兄が、おかしいというのだ。



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2:名無しNIPPER[sage]
2016/02/28(日) 22:01:42.67 ID:8czA+NvOO
ワンダーラビットガールかな?


3:名無しNIPPER[sage]
2016/02/28(日) 22:06:44.31 ID:ms8y5dc7o
あえてタッチを推す


4:名無しNIPPER
2016/02/28(日) 22:31:31.60 ID:l/wN6PumO
久しぶりに兄に会いに行き、その姿を見た。

兄は完全にやつれており、震え、何かをボソボソと呟いている、もう、行きたくない、でも、行かなければ、と。

俺は母と一緒に兄を病院へ連れていった。
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/02/28(日) 22:38:41.20 ID:7j3+QD+R0
この発想はなかった、期待


6:名無しNIPPER[sage]
2016/02/28(日) 22:44:24.98 ID:bZjbFke8P
現実のアイドル事務所の内情はマジで精神が捩じ切れる
零細だと余計に


7:名無しNIPPER
2016/02/28(日) 22:49:46.19 ID:l/wN6PumO
まず、兄が事務所でどんな人間だったかを調べる必要があった。

兄の部屋を探すと、兄の日記を見つけた。双子だからなのか、内容は違えど、俺も日記をつけており、書いたページ数も一緒であった。まあそれはどうでもいい。

俺は一日かけて、兄の日記を読み、プロデューサーとしての兄の情報を吸収した。
以下略



8:名無しNIPPER
2016/02/29(月) 06:06:35.87 ID:1PoULZuNO
今、兄の事務所にいる。兄と瓜二つだから、すぐにバレることはないと思うが、やっぱりバレるのではないかという気持ちはある。でもやるしかない。俺は事務所のドアを開けた。

「おはようございます。」

ドアを開けた目の前には、緑の制服を着た女性が少し驚きながら声をかけた。
以下略



9:名無しNIPPER
2016/02/29(月) 06:34:43.85 ID:1PoULZuNO
そして俺は、社長に呼び出された。

言われた通り、社長室に向かい社長に会った。

こいつが、兄を潰した元凶、そう思うと、自分の中から怒りが込み上げてくる。でも今の俺は兄だ。
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/02/29(月) 13:13:22.91 ID:psdGYZD20
各々が特殊性癖をもってそう(小波感


11:名無しNIPPER
2016/02/29(月) 22:08:33.43 ID:1PoULZuNO
だが、そんなことを考えても感情を表には出さない。なぜなら俺がその兄なんだから。

社長との話が終わると、俺は兄のデスクへと向かおうとする。その時、一人の女の子が近寄ってくる。

まゆ「お久しぶりですね、Pさん」
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 04:00:15.01 ID:08wZutgXo
続きが楽しみ


13:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 12:10:47.61 ID:f07RT5h60
事が事だけに仕方ないとは言え、弟若干ブラコン拗らせてる気が(大西感)


14:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 15:19:45.97 ID:I3FodGGT0
若干どころじゃないよ、自分の仕事やめてまで無駄としか思えない調査をしてるんだから人生捨ててかかってるとしか思えない


15:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 20:58:10.83 ID:1x95bSnTO
まゆと少し話した後、彼女は満足したのだろうか、彼女は去っていった。

そして、ようやくデスクに座り、仕事を始める。
兄のメモには仕事のやり方も書いてあったので、その通りにやり、わからないところはさりげなくちひろさんに聞く。その時、怪しまれるんじゃないかと思ったが、ちひろさんは特にそんなそぶりも見せずに教えてくれた。

以下略



16:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 21:23:47.56 ID:1x95bSnTO
ため息をついた後、考える。

どうやってこの事務所の内部を調べるか、いかにダメージを与えるか、ともかく今は、事務所の状態を見て考えるしかない。 俺は、すぐに動かず、じっくり機会を待つことをえらんだ。

俺が今後どうするかを決めた後、一人のアイドルが近づいてきて、抱きついてくる。
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 07:10:24.80 ID:tqJkuiXRo
まゆ気付いてそうで怖いな


18:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 14:52:00.46 ID:X0Dujq3EO
気づいた上で弟まで籠絡すると


19:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 22:51:59.48 ID:wncAznYZ0
面白い
善いぞ、善いぞー


20:名無しNIPPER[sage]
2016/03/03(木) 05:53:36.37 ID:e4yMummpo
まさかとは思いますが、この「兄」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか


21:名無しNIPPER
2016/03/04(金) 05:44:17.75 ID:Ez61lrNiO
この事務所のアイドルは本当にいろいろな人間がいた。

俺の私物の匂いを嗅いでくる子
しっかりキャラを作っている子
婚姻届や結婚情報誌をさりげなく押し付けてくる子
以下略



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