過去ログ - 雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final
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966:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 22:49:22.97 ID:d55hgFNB0


それから―――


雪乃「今日も依頼なんてこないわね…」


結衣「そうだね…」


あの葬儀場での出来事から数ヶ月が経過した。

私たちは3年生に進級した。

あの日以来、姉や母は私に一切干渉しなくなった。

噂の火消しそれどころではないのだろう。

それに一度だけ母からメールを貰った。

大学までは面倒を見るがその後はもう知らない。あとは勝手に生きなさいと書かれていた。

結局、私も平塚先生と同じく親から見捨てられたようだ。

部活は比企谷くんの言ったように奉仕部はその後も存続している。

けれど依頼はひとつも入ってこない。

元々奉仕部の依頼は平塚先生を通していたものだから、

その平塚先生がいなくなれば依頼がこなくなるのは当然のことだ。

あの女からの比企谷くんを救うという依頼、

まさかあれが私たちにとって最後の依頼になるのではと最近では思うようになっている。

それから私たちは職員室へ部室の鍵を戻しに行こうとした矢先、ある光景を目にした。




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