過去ログ - 刹那「プロデューサーか...」
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25: ◆dr9XmfAj2s[saga]
2016/03/01(火) 23:40:33.47 ID:2yJEXa7j0
マリー「じゃあ、後でね」

アレルヤ「うん、マリー。頑張って」

先に事務員の面接が始まった。

アレルヤ「大丈夫かな...」

ロックオン「大丈夫だろ。あそこまで気配りができる人ならよ」

刹那「...行ってくる」

ティエリア「ああ、行ってくるといい」

少し震えながら刹那は部屋へ向かった。

ロックオン「刹那...カチコチだったな」

ティエリア「刹那は面接などの堅苦しいのには慣れてないからな...」

アレルヤ「心配だなぁ...」

ティエリア「全くだ」

そういうティエリアとアレルヤも震えているのを見てロックオンは吹き出した。
ティエリアはそんなロックオンにアルゼンチンバックブリーカーをきめた。
アレルヤはトイレに行って笑っていた。

刹那「刹那・F・セイエイです...」

面接官「今日はよろしく」

普通の質問にぎこちなくもしっかりと答えていく。

面接官「なぜプロデューサーを目指すのですか?」

刹那「私は...いや、俺は少年兵としてずっと戦っていた。たくさんの命を、未来を奪った...奪ってしまった。だが、そんな俺にも誰かの未来を示し、導いていけるはずだと思ったからだ。そして、これが俺が命を奪ったことに対する償いになると思った。だから!この」面接官「本当にその覚悟がありますか?」

言葉を遮られた。だが言いたいことは言った。

刹那「覚悟はある。これが俺の新たな戦いだ!」

そう強く言い切った。沈黙した場の中で面接官が、

面接官「いいでしょう、合格です。その熱意に負けましたよ。」

と、言った。

刹那「ありがとう...ありがとう!」

そう感謝の言葉を伝えると面接官が鍵と紙を渡してきた。どうやらマンションの鍵と行き方について書かれた紙のようだ。

明日からだから頑張れ、と言われたので、

刹那「ああ!」

と返して部屋を出た。

ティエリア「どうだった?」

と聞かれたので、合格した、と笑いながら返す。みんなも笑っているので合格したようだ。

ロックオン「そんじゃ!飯食って帰るか!」

ロックオンの提案に従いファミレスで食べて帰った。

刹那「ここが俺の部屋か...」

2LDKと広い部屋を見ながら呟く。高級マンションなのに家賃は8万でいいとは恐れ入った。

ぼすっ、とダブルサイズのベッドに飛び込み、

刹那「俺が...未来へと導く!」

そう強く心に決め、眠りについた。


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