過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―3―
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433: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/04/12(火) 00:01:02.13 ID:C+R3qH7C0
ルーナ「それじゃ、あたしたちの使命はなんだったていうの?」

カムイ「それは私にもわかりません。あなたがそれを失ったことにも、何か原因があるとするなら……それには何かがあるのでしょう。どう足掻いても、避けられない強大な何かが……」

ルーナ「……それじゃ、あたしは結局それに負けたってことよね?」

カムイ「ルーナさん……」

ルーナ「だってそうでしょ? こうして苦しんでるあたしが何よりの証拠よ。結局、あたしたちが来たことに意味なんてなかったのかもしれない」

カムイ「そう決め付けるには、まだ早いです」

ルーナ「なんでよっ」

カムイ「決まっています。あなた達の使命はまだ出来上がっていないんですから。ここでそれを放り投げる選択肢を選ばせるつもりもありません」

ルーナ「こんな状態でも戦えって、カムイ様は言うわけ?」

カムイ「はい、だって今はあなたの手を取っているのは私ですから。私はあなたを引っ張ってでも再び立たせなくてはいけません。それが少しでも頼られた私のするべきことですから」

ルーナ「ちょ、ちょっと強引すぎない?」

カムイ「ルーナさんは落ち込んでいるのは似合いませんから。楽しそうに笑って、いつも強気で、いっぱい買い物をする。そんな一人の女の子のほうが似合ってます」

ルーナ「女の子じゃなくて、女性って言ってもらいたいんだけど……」

カムイ「ふふっ、少しだけ調子が戻ってきましたね……」


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