過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―3―
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819: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/05/22(日) 23:14:02.25 ID:eN6IE0ag0
エリーゼ「着物って、サクラが着てるもののことだよね?」

サクラ「あと、高級琴ですか」

エリーゼ「コトってなに?」

サクラ「えっと、白夜の楽器ですよ。えっと、あ、これです」

エリーゼ「わー、あたしが弾くバイオリンより大きいね…」

サクラ「エリーゼさんも、楽器を弾かれるんですか?」

エリーゼ「うん、楽器の一つくらい演奏できるようになりなさいって。王族の嗜みって言われたからやり始めたんだけど、今は弾くだけでもとっても楽しいんだ」

サクラ「そうなんですか。ふふっ、私も琴の手ほどきは受けていました。やってるうちに弾くことがたのしくなるんですよね。でも。暗夜にいる間は弾く機会がなかったので、なんだか懐かしい気持ちになります」

エリーゼ「……ねぇ、サクラ。これにしよう」

サクラ「はい、いいですよ。エリーゼさんが最初に声を掛けてもらったんですから、この高級琴はエリーゼさんが――」

エリーゼ「ううん、あたしは着物が着れるだけでいいから。あのね、この琴はサクラにもらってほしいんだ」

サクラ「え…、いいんですか?」

エリーゼ「うん。それにサクラの演奏、もしよかった聞かせてもらいたくて。そ、それでね、あたしのバイオリンもサクラに聞いてほしくて、えっと、その…」

サクラ「エリーゼさん」

エリーゼ「その、二人でいつか聞かせ合いしたい。…駄目かな?」

サクラ「いいえ、とっても嬉しいです」

エリーゼ「それじゃ…」

サクラ「はい、いつか時間ができた時に聞かせ合いをしましょうね、エリーゼさん」

エリーゼ「うん、サクラありがとー!」


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