過去ログ - 【艦これ】電「賑やかな鎮守府の日常なのです」
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70: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/03/02(水) 00:44:13.90 ID:LaU3eenMo
磯風「お前カピバラだろう!? なあカピバラだろう!? どう見てもトナカイじゃないだろ!?」(←小声)

カピバラ「しょうがないじゃないか。とっさに用意できたのが、これしかなかったんだ」(←小声)

磯風「これならいっそない方がましだ! 響、おまえ一体何をしに来たんだってレベルだぞ!」(←小声)

カピバラ「響じゃないよ、若葉だよ」(←小声)

磯風「バレバレの嘘をつくな暁型二番艦!」(←小声)

カピバラ「大丈夫だ。私にいい考えがある」(←小声)

磯風「なぜかその言葉を聞いて、余計に不安になったぞ」(←小声)

カピバラ「信頼の名は伊達じゃない」

カピバラ「あー、暁。私は一見カピバラに見えるかもしれないが」

暁「一見じゃなくて、どう見てもカピバラさんじゃない」

カピバラ「これは世を忍ぶ仮の姿なんだ」

暁「世を忍ぶ仮の姿ってどういう……はっ、まさか!?」

カピバラ「そうさ。サンタさんを乗せるトナカイさんが、街中で動き回っていたら目立つだろう?」

カピバラ「だからクリスマスの日以外は、カピバラに見えるようにしているんだよ」

暁「やっぱりそうなのね! トナカイさんすごーい!」キラキラ

阿武隈(どうしよう。暁ちゃんが悪い人に騙されないか、すごい不安になってきた)

矢矧(この子、さっきから察しが良いのか悪いのか分からないわね)

暁「でも……トナカイさん、サンタさんを置いて来て大丈夫なの?」

カピバラ「まさにそのサンタさんに言われて来たんだよ……『悲しんでいる子がいる。それを救わないで、なにがサンタだ』」

カピバラ「『私がサンタでいるために、暁の元に行ってくれないか? なに、私のことは心配するな。私がいなければ誰が子供達にプレゼント配るんだ?』ってね」

暁「サンタさん……」

カピバラ「さて、暁遊ぼう。私は今日の夕方までしかいられないからね」

暁「そうね! トナカイさんにも楽しい思い出を持ち帰ってもらわなきゃ、レディーとして失格よね!」

暁「ねえ、雷や時雨達も呼んでいい!?」

カピバラ「え? も、もちろんいいよ。ほら、電も。一緒に遊ぼう」

電「え、でも……」

阿武隈「ほら、電ちゃんも行っておいでよ。こんな機会めったにないんだから」

電「……いいですか?」

阿武隈「もちろん!」

電「ありがとうなのです!」

タタタタッ……


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