過去ログ - 比企谷八幡「さっちゃんのうわさ」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:43:06.25 ID:vO96r0Qv0

雪乃「元話と言えばあなたが『さっちゃん』などと虚しく脳内彼女の名前を言ったことが始まりではないかしら」

八幡「いや、だから勝手に決めんなっつの。脳内彼女じゃねえし、俺の頭の中には常に戸塚というエンジェルがいるから」キリッ

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:44:30.49 ID:vO96r0Qv0
八幡「いや、そもそも一色、お前何で奉仕部にいるんだよ?」

いろは「ちょ、せっかく可愛い後輩が会いに来たというのにひどくないでふかぁ〜」プンプン

八幡「はいはい、可愛い可愛い」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:45:14.73 ID:vO96r0Qv0
結衣「それで、そのさっちゃんってのは結局何なのさ!?」

いろは「脳内でも彼女でもないなら……まさかの友達!?」

雪乃「一色さん、この男に友達がいるだなんてあり得ないでしょ。先程から一色さんの発言は引きこもり君のガラスのハートにヒビを入れるどころではないわよ。普通に考えればわかるでしょ…………ね?」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:46:04.65 ID:vO96r0Qv0
雪乃「友達でもないというならば、やはり比企谷君が今ストーカーしている相手?」

八幡「だから『やはり』とか言うなよ! まあ、友達じゃねぇのは確かだけど」

結衣「えっ、何だしそれ!? 彼女でも友達でもなら……近所に引っ越してきた人とか?」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:46:45.17 ID:vO96r0Qv0
八幡「だからさっきから勝手に決めつけないでくれる。さっちゃんっていうのはあれだよ、うわさ話なんだよ」

結衣「え、うわさ!?」

いろは「うわさって、一体どんなうわさ話なんですか?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:47:36.37 ID:vO96r0Qv0
いろは「……………は? いやいやいやwww先輩マジ何言ってんですか?そんな今時の子供ですら騙せないようなレベルの怪談話しちゃうとかwwwねぇ先輩達?」

結衣「そそ、そうだよねぇ〜〜!?も…もうヒッキーってば、いきなり何言い出すしッ!?ね、ねぇゆきのん!?」ガタガタ

雪乃「そそ…その通りね! まったく、ここ、こんな子供じみた話で私達が驚くとでも思ってるのかしらッ!?こ、ここ…これだから低脳谷君は……!」ブルブル
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:48:44.43 ID:vO96r0Qv0
八幡「ああ、もうお前らこの時点でさっちゃんのうわさ話聞いちまってるから、さっちゃんのターゲットになってるから」

結衣「ちょッ、何だしそれ!? 私達さっちゃんに手足切り取られちゃうんだ!?もう、ヒッキーのバカぁーーーーー!!」
ウェェーーーン

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:49:22.99 ID:vO96r0Qv0
八幡「バナナだよ」

雪乃「は、バナナ?」

八幡「ああ、寝るときに枕元にバナナのイラストを描いて置いておけばさっちゃんに襲わずに済むんだよ」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:50:23.91 ID:vO96r0Qv0
ガラガラ

平塚先生「君達、まだいたのかね?」

八幡「あ、平塚先生。何か用っすか?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:51:05.12 ID:vO96r0Qv0
いろは「それって、それだけ先輩の話に食いついてたってことですよね?」

平塚先生「戸締りをしっかりしてから帰るんだぞ」

八幡たち「はぁ〜〜い」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 03:51:52.14 ID:vO96r0Qv0
そしてその日の夜、さっちゃんのうわさを聞いた由比ヶ浜や雪ノ下はバナナのイラストを描いて、それを枕元に置いて寝ました。
しかし、さっちゃんの話をバカにして信じていなかった一色いろははバナナのイラストを描くことなく、そのまま寝てしまったのでした。



以下略



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