15:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:33:29.34 ID:dOUfy7aDO
男(……この表情、そして声色、完全に発情してやがる。しかし、私たちは父娘。一線は越えられない)
店員「……マスター。ごめんなさい。私、ウソを吐きました」
男(追加設定は許す。しかし、既存の設定は崩さない。これが、暗黙の内に定めたルール)
16:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:36:14.41 ID:dOUfy7aDO
――――
――
男(……あれから、色々なことがあった)
17:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:37:46.97 ID:dOUfy7aDO
店員「…………」ツカツカ
男(……とろとろ歩きやがって。何をモジモジしているのだ)
店員「…………」ツカツカ
18:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:39:25.29 ID:dOUfy7aDO
――――
――
男(さて、ワルプルギス夜とは何か)
19:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:40:52.56 ID:dOUfy7aDO
男(この場合の悪人とは、魔女。のさばり蔓延るのは、人の領分……)
男(つまり、ワルプルギスの夜とは、魔女たちが人を襲い騒ぎまくる、狂喜に満ちた祭りだったのだ)
男(……女の言った、気を付けて、という忠告。これは、魔女の襲来に備えろという意味)
20:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:42:52.98 ID:dOUfy7aDO
男(……全ての、からくりが解けた)
男(最初、ワルプルギスの夜について話し掛けた時、ほむらはこう考えた)
21:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:43:46.36 ID:dOUfy7aDO
男(ほむらは、幼い身で魔法を操る才女。その戦闘能力は、並の大人を凌駕する)
男(それは、育ての親でもあるマスター自身が、誰よりも知っていた)
男(……故に、生まれる油断。慢心。俺の渾身の一撃で、あっさりと沈黙する)
22:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:44:54.65 ID:dOUfy7aDO
男(……父の最期も、何もかもが嘘偽り。傷心するほむらを、俺は優しく抱き締めた)
男(……と、推測も多分に含まれるが、大筋は間違っていないだろう)
23:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:46:00.90 ID:dOUfy7aDO
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店員「ありがとうございました」
24:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:47:14.68 ID:dOUfy7aDO
男(……直に、夜が訪れる)
男(名残惜しいが、ほむらとは別れよう。甘いのかもしれないが、生き延びて欲しい)
25:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 13:48:23.86 ID:dOUfy7aDO
店員「マスターの守護霊は、ジャック・ラッセル・テリアでしたよね」
男「……そう、気づいたらジャックがいないんだもん。焦ったよー」
店員「もう、何故そんな大切なモノを……」
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