17: ◆aaEefGZMoI[saga]
2016/03/02(水) 21:23:01.29 ID:ZJpv0ry6o
誓子「あはははは!」
爽「やっべー、何だこれ。ある意味おもしれえ」
誓子「妙に恥ずかしい! 何、なんなのこれ」
爽「基本言ってること幼稚園の時と変わってないよな。ちょっと大人になってるだけで」
誓子「大人っていうより背伸びした子どもって感じね。ひどい」
爽「話の筋もだいたい一緒だしな」
誓子「そうね、じゃあ今度はちょっと話を変えてみる?」
爽「そうするか」
誓子「じゃあ今度は私から」
爽「はいはい、どーぞ」
誓子「ハア……」
爽「あれ、どうしたんだいリカちゃん。溜息なんかついて」
誓子「あ、イサム君。
ううん、何でもないの。ちょっと気分がユーウツなだけ」
爽「……君の顔にはそう書いてないな。
何か悩んでるんじゃないの?」
誓子「ふーん、鋭いのね」
爽「言ってごらんよ。悩みは何だい?」
誓子「……ううん、やっぱり言えない。
内緒じゃダメ?」
爽「どうして? もしかして僕のことが悩み?」
誓子「……まあ、ある意味、そう」
爽「……
そうか。なんとなくわかったよ。
僕のことが嫌いになったのか」
誓子「いや、違うの。
イサム君が嫌いになったんじゃなくて……」
爽「そうなの? それは良かった。
でも、じゃあどんな悩みなんだい?」
誓子「……
他の人のこと、好きになっちゃった」
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