過去ログ - 阿良々木「こよみ?? ? ????」
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1: ◆RdXNg0uU2s
2016/03/04(金) 00:17:20.16 ID:GFLJ8EHh0

これからする話は、幕間も幕間

僕自身いつ、どの物語とどの物語の間に経験したのかもわからないような、そんな怪異譚である。

この出来事が怪異ならば、そして語られない怪異が消えてしまうならば

まさにこの怪異は風前の灯火であり、頼りなげな枝垂れる柳のような曖昧で不明瞭で不確かで

語った僕自身明日にでも忘れていてしまいそうなそんな物語である。


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2: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:19:06.43 ID:GFLJ8EHh0
あれ、前に書いたのと酉が違う


3: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:19:44.03 ID:GFLJ8EHh0
あ、こっちでしたね
失礼しました。



4: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:21:24.85 ID:GFLJ8EHh0

まず、僕に深夜徘徊の趣味はない。

やむを得ず深夜に家を出ることや、深い事情により朝まで縛り付けられるようなこともあったが

以下略



5: ◆Gh4KnxEqTvCH[sage]
2016/03/04(金) 00:23:57.44 ID:GFLJ8EHh0

らしかったというのも、妙な話だけれど理由ははっきりしている。

いや、理由ははっきりしたけれど理由となって今そこにいる「もの」ははっきりせず

以下略



6: ◆Gh4KnxEqTvCH[sage]
2016/03/04(金) 00:24:54.14 ID:GFLJ8EHh0

さて

場所を言うなら自動販売機の前のガードレール、の上にどうも腰かけているらしかった。

以下略



7: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:27:59.83 ID:GFLJ8EHh0

「僕が見えるんですね。」

ああ、これは今までこういったシチュエーションの漫画や映画なんかで

以下略



8: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:30:14.78 ID:GFLJ8EHh0

「影が薄いって言うのはよく言われましたよ。」

最初の一言と変わらず何の印象も受けないような返答である。

以下略



9: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:32:19.93 ID:GFLJ8EHh0

その言葉を聞いても僕は不思議と何の感想も興味も抱かなかった。

一緒に解決しようとか、そうでなくても少しくらい相談に乗ろうとか普段の僕なら考えたはずだけれど

以下略



10: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:34:30.15 ID:GFLJ8EHh0

それは、飛び降りてもいない僕にわかる事なのだろうか。

しかし、そんな疑問もいつの間にか消えていて、僕はただ相槌を打っていた。

以下略



11: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:35:45.88 ID:GFLJ8EHh0

それから、少しもったいぶったように、それは続けた。

「不意に思ったことはありませんか?前を歩いている見ず知らずの人を突き飛ばしてみたらどうなるんだろうって。」

以下略



12: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:37:03.97 ID:GFLJ8EHh0

「人はやっぱり好奇心には勝てないんですよ。」

「不意に暴力に走ってみたいけど法律があるから。」

以下略



13: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:41:38.38 ID:GFLJ8EHh0

「人ってやっぱり一度くらい、興味本位で死んでみたい、それに準ずる行為をしてみたいと思ったことがあるんだと思います。」

「それがかなり深いところでも、浅いところでも」

以下略



14: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:43:15.58 ID:GFLJ8EHh0

「話がそれてしまいましたね」

最初から逸れていた気もするけれど、それもすぐに気にならなくなっていた。

以下略



15: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:44:37.15 ID:GFLJ8EHh0

死にたくなるとは言っても僕は簡単には死ぬことができないし

死んでしまったそれもきっかけではなかったらしい。

以下略



16: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:45:35.53 ID:GFLJ8EHh0

死ぬことに興味がどれだけあってもどこかでブレーキがかかるはずだ。

恋人や、恩人や、後輩や、妹の友達や、吸血鬼

以下略



17: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:46:05.92 ID:GFLJ8EHh0

そこまで言い切ると、それは立ち上がった。
「きっとそれが偶然であっても、そうあって然るべきなんでしょうね。

「現にこうして死んでいるわけですし。」
以下略



18: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:47:11.67 ID:GFLJ8EHh0

後日談、と言うか今回のオチ

あれから、また何の脈絡もなく家で目を覚ますことになった。

以下略



19: ◆Gh4KnxEqTvCH
2016/03/04(金) 00:48:35.35 ID:GFLJ8EHh0
おっしまい

こんなもやもやした話で申し訳ないとは思いますがもやもやした話が書きたかったんです。
短いから許してください。
では、お休みなさい


20:名無しNIPPER[sage]
2016/03/04(金) 01:14:20.58 ID:1hMkahdu0




21:名無しNIPPER
2016/03/04(金) 01:47:40.91 ID:IlgDUNtWO
信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
以下略



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