過去ログ - 女騎士?「クッ、コロセ。」オーク「!?」
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26:名無しNIPPER[saga]
2016/03/06(日) 18:23:30.40 ID:pnHVZlzo0
オーク「そういえば、そもそもなんで女騎士はここに来たんでしたっけ?」

女騎士「あ、そうだ。本来の任をすっかり忘れてた。」

オークB「今回は何の用件で?」

女騎士「用件といえば、やはりそこのメカ女騎士だ。」

メカ女騎士「クッ、コロセ。」

女騎士「このメカ女騎士はな、昨日あたりから本格的配備(ロールアウト)に向けて最終調整がされていた。だが……」

オーク「なにがどうしたの?」

女騎士「開発省の連中によると、未明にひとりでに動き出したらしい。私はその捜索を行っていてな。
探していてここにたどり着いたというわけだ。そして今に至る。」

オークB「ひとりでに?悪霊でも乗り移ったのかな?」

Prrrrr

女騎士「おっと、通信だ。はい、こちら女騎士。……ふむふむ、はいはい。わっかりました。」

オーク「なにがあった?」

女騎士「たった今入った情報だが、メカ女騎士がこうなった原因が分かった。」

オークB「何なんです結局?」



女騎士「プログラム不具合による暴走らしい。」



オークたち「……暴走?」

オーク「それで勝手に動いてたってこと?」

女騎士「そういうことになる。それでもう一つ報告が。」

オークC「なになに?」

女騎士「見つけ次第、直ちにに破壊しろとのことだ。」

オークB「え!?せっかくここまで作ったのに何で!?」

オークC「作ったものを自分らの都合で壊す、人間とはつくづく度し難いな。」

女騎士「言ってることはもっともだが、それはその都合が人間の範囲内で収まってるときに言ってくれないか?」

オーク「どういうこと?」

女騎士「そもそも、すぐに破壊しろというその意味だが……」

メカ女騎士「ウィー、ジャキシ。ウィーン、ジャキシ。」

女騎士「暴走してから時間が経つと、搭載されている全火力をフルに稼働させて、無差別破壊を行うからだそうだ。」

メカ女騎士「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

女騎士「もちろん、お前たちも例外じゃない。」

オークたち「」



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