過去ログ - 華琳「ガッツ……貴方を、必ず私の物にしてみせるわ」
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名無しNIPPER
2016/03/05(土) 01:40:38.87 ID:BCv3nobOO
そして向かった先で。
「……やはり、ガッツ……ガッツ……期待を裏切り予想を裏切らぬ男よ……!」
なんかバリバリ険悪な雰囲気を漂わせておりました。
「あー、まずいです。あれ、曹操様の右腕の夏侯惇さんですねー」
「隣には武も智も兼ね備えていると噂の、左腕の夏侯淵殿までいますね」
岩場の陰からパック達はひょこっと覗くと、ガッツの前にたくさんの騎馬兵がいた。
そのガッツの前に出ている、長い黒髪の女性。体にフィットする赤を基調とした……なんかあまり見たこと無い感じの服を着てた。右肩にはドクロの飾りをつけてる。
ガッツに対して何か怒鳴っていて、今にも襲いかからんばかりの雰囲気だった。
その後ろでまあまあと止めている薄い髪色の女性。彼女もその黒髪の女性と似たような服を着ていた。違いがあるとすると、青っぽいカラーで左肩の方にドクロ飾りをつけてる。
で、最後に目立った格好をしているのが、騎馬隊の真ん前、大将的な場所にいる女の子だった。金色の髪を、両サイドで房にしてドクロの髪飾りでまとめていて、黒い服を着ている。ちなみに一番身長がちっこいのも彼女だった。
――しっかしこれって、けっこうやばいんじゃないの、これ。
キャスカは見つかったみたいだけど、その手はやっぱり縛られていて近くにあった岩にくくりつけられているし。
その足下には黄色い布をかぶった……野盗かな? その死体が“2体”地に伏している。たぶん、キャスカを見つけて「ヒャッハー、美女がいるぜー!」なノリで襲いかかって、ガッツにやられたんだろう。
ついでにいうと、ガッツは全身を黒いマントで覆っていて、しかも無愛想。
あれ? 野盗だっていわれても、完ッ全に言い訳できない状況だ。
「まずいよまずいよーっ、このままじゃ危ない!!」
「……そうだな。早く仲裁に入らないと、黒い剣士殿の身が危ぶまれる」
相手は屈強の騎馬兵約百人、対するガッツは一人。確かにチョーウンの言う事は“正論”だろう。
だが、
「ん? ちゃうちゃう」
パックはあっさりと“事実”を口にする。
「ガッツがみんなぶった斬っちゃうかもしれないってこと」
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