過去ログ - 【孤高のキラークイーン】
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24: ◆URZSDzTujc[saga]
2016/03/11(金) 22:35:09.25 ID:O0mZwRCQO
【闇夜に輝くは星のように】

イタリア某所某高級レストラン
辺りは何時もの雰囲気とうって変わって物々しいものとなっていた
一つのテーブルを除いて他の客は一切居らず、ウェイター達は恐れからの震えを隠しきれない
テーブルを囲んでいる男達は皆老齢でありあっさりと人を殺しそうな恐ろしさを纏っていた

もう少し付け加えれば悪いことを平然とやるであろう覚悟、と言うよりも開き直りのような質の悪いものが感じられた

「まだ来ないのかね君達のボスは?」

上品な料理を下品にかじっている老齢の男はフォークを二人の人物に向けた

一人は気品のあるスーツに身を包んでおり程好く着こなしてはいるが年齢は目の前の男よりも二回りほど下だろうか?良く見ればまだまだ若々しいところが見れる。金色の髪は優雅に流れている
そしてもう一人はボスの腹心であるペリーコモ…尤もそのペリーは原因不明の自殺をしたそうで今いるのはその息子であるジャンルッカである

「もう少々お待ちいただけないでしょうか…」

緊張した面持ちでジャンルッカはそう答えた
イタリアの裏社会を支配している『パッショーネ』、その集会がこのレストランにて開かれようとしていたのだ


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