33: ◆URZSDzTujc[saga]
2016/03/14(月) 23:11:35.47 ID:nW6afIiwO
ニット帽にチェック柄のセーターからは腹が出ている。そしてブーツ
そして片手には拳銃を持っている青年がドアを思い切り蹴破ったのだ
幹部の集会に拳銃を片手に突入してくる。コレはまさに襲撃と言わずして何と言うべきか
側にいたウェイターは耐えきれないと言わんばかりに駆け足で厨房へ逃げ、席に座っていた幹部たちも慌てて椅子から立ち上がった
「お前は…ブチャラティのチームのミスタとかいう小僧じゃないか!何をしてるのかわかっているのか!?」
「ブチャラティは死んだと言うのに、まさかボスへの奇襲か!?無謀な奴め!」
幹部の一人が拳銃を取り出すと震える指で引き金を引いた。情けない姿勢から三発きっちり撃ってみせた
だが青年は対して動揺を見せることなくボーッと突っ立っていた。まるで目の前の拳銃に気付いていないかのように
「あぁ…ゆっ…指がぁ…」
次の瞬間痛みにへたれこんでいたのは不可解なことに撃った幹部の方だった。指は抉れて三本ほど吹っ飛んでしまっていた
ミスタは一切引き金を引いてはいない。だがミスタは傷ひとつなく銃弾はまるで何者かに弾かれたかのように幹部の方へ向かい、指を吹き飛ばしていたのだ
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