過去ログ - 【孤高のキラークイーン】
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40: ◆URZSDzTujc[saga]
2016/03/18(金) 20:38:18.79 ID:VTeK1nIEO
「何が両手をあげて安心よ。あんたが大船でも泥船に乗る方がはるかにマシよ」

彼女はシーラE。まだ少女と言うべきな幼さと意思の強さを持っている顔立ちをしている
服装はまるで踊り子のようであり一見ギャングには見えない容姿である
彼女は目の前の男のいつもの軽口に飽き飽きしながらも一応は相手にしてやっていると言わんばかりな態度で書類に目を通していた

「へっ照れるなよシーラ。このムーロロに任せとけって。な?」

こっちはカンノーロ・ムーロロ。シーラEとは対称的にいかにもギャングですと言わんばかりの格好で格好つけている。寧ろ滑稽でしかないのだが
往年のギャング映画から出てきたかのようなボルサリーノ帽子を弄りながらシーラに大口を叩いている。これもまたいつものことだ

「二人とも無駄口を叩く前にさっさと働いてください。書類を見る目が止まってますよ。あとムーロロさん、僕をぼっちゃん呼ばわりは止めてください」

何故この二人なのか。正直な話僕一人の方が早く仕事できる確固たる自信があった


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