41: ◆URZSDzTujc[saga]
2016/03/18(金) 20:52:23.51 ID:HOlOyzjG0
「ムーロロが話し掛けてくるからよ。あんたも早く仕事しなさいよ」
シーラは目の前の書類に半ば埋もれながら不満をぶつけるかのように書類を殴っている
すると書類のシワがまるで唇のようになり、果てには口のようになると書類の内容を読み上げ始めた
「お前みたいに読み上げてくれたら楽なんだけどよぉ…ってかなんでこんな無駄な仕事しなきゃいけねぇんだよ。シノギの計算だったりよりももっとギャングらしいことがしたいぜ」
ムーロロは嫌々ながらも書類に目を通しては適当に判子を押している。と言うかちゃんと読んでいるのだろうか。心配になる速度である
「ちゃんと把握しておくのも大事なんですよ。適当に判子押さないでくださいね面倒事が増えるんで」
僕も書類の山に押し潰されそうになりながらキッチリとパソコンに打ち込んでいく
パッショーネの拡大によって広がった影響力は仕事量も巨大にさせているのだ
その中でも僕らのチームの地域は前任が適当にちょろまかしたりを繰り返してたらしいので上納金をもう一度洗わされることになっていた
その面倒事を押し付けられたのが僕らだったと言うわけだ
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