過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ9】
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15: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/03/06(日) 17:23:22.58 ID:ROXebEHCo

夏凜「くっ」

天乃の接近に気づけなかった自分に苛立ち、

馬鹿にするような天乃の笑い声に、苛立つ

けれど言ってることは何一つ間違っていないということがそれを押しとどめ、

自分の無力さだけを、強調する

だから拳を握り締め、黙るしかなかった

天乃「ねぇ夏凜。私はまだまだ本気を出せてないのよ」

夏凜「勝手に出せばいいじゃない」

天乃「出したらつまらないじゃない。ただでさえ……余裕なのに」

夏凜「っ……あま」

天乃「私、嘘はついてないわよ」

そうだ。嘘をついてなんかいない

天乃は強くて自分たちは弱い

5対4はただの譲歩

本当は5対1でも良かったはずだ

けれどそれでは敗北しかしない

だから、頑張れば渡り合えるかも知れない精霊組が居る

少しでも頑張る気力が沸くように

夏凜はそんな気がして、首を振った


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