過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」全国編
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11: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/03/06(日) 21:06:37.15 ID:3gm8Hq2Do

「久にこの瞳を綺麗だって言われて、すごく救われたの。

 お父さんとお母さんが私のことで喧嘩したのも一度や二度じゃなかった。

 だから極力人目に触れないように右目を閉じる癖がついてしまったのだけれど。

 それまでずっと瞳の色のことで良いことなんて無かったけど、綺麗と言ってくれる人もいるんだって」


 やはり人と違うというのは苦労があるのだろう。イジメも受けていたのだろうし、両親からの愛情もどれだけ受けられたのか。

 合宿で見せてもらった家事の腕前などは、そんな状況を生きるために身に着いたものなのかもしれない。


「どうしてかしら。こんなこと今まで誰にも話したことなかったのに……。須賀君にはつい色々言ってしまうの」

「じゃあ、これで俺も福路さんの初めての人、ですかね? いいんです、俺が聞いたんですから。

 美人に頼られるのは男冥利に尽きますから」

「美人だなんて、そんな」

「福路さんいえ、美穂子さんは美人ですよ。俺が保証します!

 声も透き通っていて耳に心地いいですし、顔は言うまでも無く整っていてスタイルはおっぱいも大きいし

 お尻も肉付き良さそうで柔らかそうでそれでいてウェストは引き締まっている抱き心地の良さそうな体、

 内面だって優しく包むような母性があって気配りもできる……。男にとって理想の女と言っても過言じゃないです。

 目の色だってそうですよ。優し気な面差しにアクセントを加えて神秘的でさえある、福路美穂子という女性をより魅力的にしています。

 今すぐにでも押し倒してしまいたいくらい――おっと、失言ですすみません」

「はぅ……須賀君がそんな風に思っていたなんて……」


 俺の暴走気味の品評を受け顔を真っ赤にして俯いてしまう美穂子さん。言い過ぎただろうか。

 だが全て本音なのだ。この人を美人でないと言う男など信用ならないくらいに。

 そして俺はそんな美穂子さんの目をまだ見ていたいと思ってしまっている。だから顎に手を添えて強引に上を向かせた。

 驚いた美穂子さんは両目を見開き頬を赤らめている。蕾のように窄まった可憐な唇が誘うように艶めかしい。

 後は野となれ山となれ、俺はそのまま美穂子さんの両目を見つめながら唇を――



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