過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」全国編
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◆2nrFb/cgFg
[saga]
2016/03/06(日) 21:14:01.99 ID:3gm8Hq2Do
〜数時間後〜
夜もとっぷりと暮れ、深夜の0時を回った頃である。
そう、時間が分かるということは俺は今自由なのだ。
改めて部屋を見回すと、香炉や短冊形の紙、赤いインクが満たされた墨壺。
他にも中華風のインテリアが多々見受けられる。とはいえ時計などは見当たらない。
ならばなぜ時間が分かるかと言えば、服や荷物を取り戻したことで携帯電話が使えるからだ。
あの後、序盤は身動きも取れないことで絃さんの猛攻にあっさりと陥落した俺だが、
美穂子さんとの逢瀬が中途半端だったこともあり残弾は十分に蓄えられていたのだ。
色々と大人びたことを言っていた絃さんだが、結局のところ処女であった。
自分でもどうかと思うが俺は高校生になってからそれなりに経験を重ねてきた。
つまり実戦経験のない相手に負けるほど柔ではなかった、ということだ。
途中で言葉巧みに拘束を外させ、その後は自分の体力をなるべく温存したまま絃さんを攻めまくった。
それはもう、部屋に合わないような西洋風のベッドがぐちゃぐちゃになるくらいに。
絃さんには申し訳ないが、さすがにゆっくり休む時間もなしではインハイを戦い抜ける気がしない。
両親や桃子たちに心配をかけるのも嫌だ。なので閉じ込められるわけにはいかないのだ。
結局絃さんを籠絡した俺は、虚ろな目をしてだらしなく口や脚を開いている体液で酷いことになっている状態を
ぬるめに暖めた濡れタオルで拭い、綺麗にしてから俺自身もシャワーを浴びた。
そうしてから書置きを残し、最後に口づけを落としてから自宅に戻ったのだった。
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