過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」全国編
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194: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/03/20(日) 21:54:16.76 ID:ybx22xgyo

「遅いですわ!」

「えっ」「龍門渕さんがなぜここに?」


 引っ張られてだいぶ意識が浮上してきた頃、入り口で懐かしい声を聞いた。

 その声に視線を向けるとそこには波打つ金の髪を持ち自信満々な立ち姿をした女性。

 押しも押されぬ日本の大富豪、龍門渕財閥御令嬢龍門渕透華さんとその御一行である。

 ちなみにその背後にはででんという擬音を伴っていそうなリムジンと、

 ひっそりと佇んでいる執事服の涼し気な美丈夫。相変わらずのハギヨシさんである。


「ころもも個人戦は出場できるからな!」

「ボク達は透華と衣の付き添い……ってそれが聞きたいんじゃないよね。

 近くまで来たついでに、試合を終わった須賀君たちを迎えに行くって聞かなくて」

「一時間待ち」

「智紀!」

「ははは、ま、そういうこった。車ん中にテレビあるからホテルに帰るまでの間も観戦できるぜ」


 つまり衣さんと龍門渕さんが個人戦出場のために早めに東京に出てきたと。

 そして何かの用があって卓戯館の近くに来ていたので、試合の終わった俺達を迎えに来てくれていた、ということらしい。

 しかし、一時間待ったということはつまり次鋒戦開始あたりから待っていてくれたのだろうか。

 悪いことをしたと思う気持ちと連絡をくれればよかったのにという気持ちでいっぱいだ。

 沢村さんの暴露に悲鳴を上げた龍門渕さんが可愛らしかったからなんでもいいか。


「きょーたろー、腑抜けている場合ではないぞ! そんなではころもの椅子にしてやるからな!」


 そして衣さん。ほっぺチューとはいえまったく意識しないというわけにもいかない。

 天真爛漫に笑っている姿はやはり魅力的である。

 ともかく、俺達は促されるままにリムジンへと乗り込むのだった。


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