過去ログ - (デレマスSS)モバP「魔女と幸せなラジオ」
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3: ◆stww/BS79E[sage saga]
2016/03/06(日) 22:12:49.78 ID:w8jX2ny60
2、宣告

 今の時刻を持って、プロデューサーは解雇。アイドルは私の再審査の上で進退を決める。

私は、相手の反応など気にせず、決まったことを伝える。

プロデューサーと呼ばれた男は、受け入れられない顔

アイドルは何を言われているのか分かっていない顔

と言った感じかな。

「ちょ、ちょっと待って!!何でそんなこと言われなきゃいけねぇんだよ!!」

お、開口一発で怒りを吐き出すか……まぁ、その性格だからダメだと言われたんだけど

私は社長の印が捺印された通知書を見せながら「社長命令」とだけ言う。

男の顔が歪む。人をプロデュースするという仕事をする人間とは思えない醜さだ。

「ね、ねぇ、プロデューサーちゃん……ど、どういうこと?」

アイドルは未だに訳が分かっていないみたい……才能だけの子とは聞いてたけど……ここまでなの?

少し、この子への再評価ポイントが下がるわね。

「俺はクビ!!お前もほぼクビって言われてんだよ!!!」

あ〜ぁ、アイドルに当たり散らしてる……ダメダメね……解雇で正解だわ。

「え!何で!?ゆい、何にも悪いことしてないよ!!」

……自分は悪くないか……

「大槻唯……だったかしら?」

「ん?そーだよー♪ゆいでいいよ!」

あっけらかんと挨拶をしてくる再審査アイドル……

「貴女は、昨晩……何をしたのか覚えてるの?」

「え?昨日?……あぁ、プロデューサーちゃんと遅くまで遊んだよねー」

「バ、バカ!」

担当が止めようとしてももう遅い。

まぁ、それは「アイドルから言わせた」とか、それ以前なんだけど……

「プロデューサー……君のやってきたことなんだけどね、全部バレてるのよ。会社にも社外にも」



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