過去ログ - 藍子「私だけの特権」
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60:名無しNIPPER[saga]
2016/03/13(日) 22:45:56.40 ID:ed2G9h6X0
――事務室


『プロデューサーさん、そこの芝生でちょっと休憩しませんか?』

『そうだな。公園も一回り歩いたし、休もうか』



ちひろ「なーんか微妙ですねー」

志希「こりゃ売れないねー。というか売るネタがないねー。藍子ちゃん、クスリ2回分頂戴っていうから頑張ってハッスルすると思ったんだけどなー」

ちひろ「2回に分けて使って、プロデューサーさんの暇を作るだけなんて……はぁ」

志希「残念? 残念だったり?」

ちひろ「そりゃあ、愛梨ちゃんたちみたいにプロデューサーさんとよろしくやってくれるのを期待してましたからね」

ちひろ「薬飲ませて夜中に仕事させて、次の日に公園に行かせるためだけにもう1回薬飲ませるなんて……」

志希「まー、あたしもクスリ渡すときちょっと不安だったけどねー。藍子ちゃんってそういうこと考えなさそーだし?」

ちひろ「これじゃあ薬がもったいないですよ。材料だって中々手に入らないんですから」

志希「あれ、そーなの?」

ちひろ「材料、時間掛けて育てなきゃダメみたいですからね。この前少し頂いたばかりですから、まだ余裕はありますけど……」

志希「まーまー、藍子ちゃんがハズレでもシンデレラガールの3人がハッスルしてくれてるし? まだまだ大丈夫じゃない?」

ちひろ「そりゃそうですけど……はあ、もったいない……」



『あの、プロデューサーさん……頭こちらに向けてもらっていいですか?』

『ん、いいのか?』

『はい、大丈夫です。えっと……そっか、こっちに頭を向けてくださいっ』

『ああ、藍子がそう言うなら……』


……
…………


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