過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part17)
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444: ◆HheB5CIUf2[saga sage]
2016/03/31(木) 22:54:17.34 ID:wWvR/sjro
「しかし私めがホウリュウ・テンプルの書庫にあるマキモノを紐解き古事記暗号などを解読すれば、かのニンジャ存在の正体を突き止められるやもしれません」

ダークニンジャは奏上を終え、片膝をつき頭を下げている。ロードは指を合わせ、何かを思考しているようだ。
額に汗を滲ませたパラゴンは唾をごくりと呑み、ロードの答えを直立不動の姿勢で待つ。雛壇に並ぶ哀れな奴隷オイランたちはついに涙を流し、失禁寸前の状態まで精神を追い詰められていた。

「ムフォーフォーフォー、苦しゅうない」

ロードは静かに笑った。パラゴンは心の中で胸を撫で下ろす。ロードは続けた

「ではダークニンジャ=サン、余はそなたに懲罰騎士の特別位階を授ける。ブラックドラゴン=サンが負っていたが、現在は休職中」

「身に余ります」

辞退するダークニンジャ。

「ムフォーフォーフォー、そう言わず」

「勿体無きお言葉」

二度目もつつましく辞退するダークニンジャ!

「ムフォーフォーフォー、ブッダも怒る」

「それならば……謹んでお受けいたします」

見事なワザマエ!複雑怪奇なエド様式の作法をそつなくこなすダークニンジャ!静かに失禁する奴隷オイラン!


「ならば、ダークニンジャ=サン、そなたに騎士の証として、余はこの聖なるブレーサーを下賜する。ニンジャ狩りの力となろう。三神器が揃う時まで、このブレーサーの守護の務めも負うのだ」

「ヨロコンデー」

頭を深々と下げるダークニンジャ。パラゴンがオボン上のブレーサーを彼の手許へと返す。

ダークニンジャは、オボンの向きを2回に分け合計180度回転し、ブレーサーの方向を逆にしてから拝領した。

この正しい作法を即興で踏めるものは、グランドマスターの中にも1人いるかいないか。だがフジオ・カタクラは、古事記を全篇読破している男であり、これらの作法にも精通しているのだ!


続いてパラゴンは黒漆塗り重箱を持ち出し、そこに収められた何十個もの鍵束を手に取る。
金属製大型物理鍵とIC素子が合成された、とても複雑な仕組みのアクセスキーである。

ダークニンジャは「ホウリュウ書庫」と書かれた鍵を受け取りながら……その地下座敷牢の鍵の存在を抜け目無く確認した。

(((なんだ?あれは??)))


(((あれこそが貴方が求めるべきものでございます)))

(((お目を覚まし下さりませ)))


マスタークレインとトータスの声がニューロンに響く。
不快だ。


ダークニンジャは鍵を受け取り、表彰者の列に戻った。

「以上で式を終わる」

パラゴンが咳払いをして言う。

「最後に、オミヤゲ・ストリートで散ったザイバツニンジャたちを弔い、ギルドのますますの繁栄を祈り、バンザイ・チャント重点!」

失神寸前の奴隷オイランたちが、血相を変え持ち場につく!


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