過去ログ - 男「とある街の小さな店」
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40:名無しNIPPER[saga]
2016/03/15(火) 22:24:48.81 ID:dM+J2eAv0
青年(ここに住んでるのか)

若者「……あ、頼むわ」

少女「……」ガチャ

青年(!? 鍵持ってるの!?)

男「ああ、二人とも……おや、青年さんも」

青年「偶然会って。体調はどうですか?」

男「ああ、すみませんね、もう大丈夫です。明日からまた復帰しますよ」

若者「お師匠さんはまだ寝てて下さい、今日は俺らが作りますよ」

若者(おお、キッチンやっぱ広いな!)

若者「俺は今回はサポートするっす。青年君がメインでよろしくおなしゃす。お粥作るんで」

青年「分かった。じゃあ豆腐の水切りと、葱と生姜を刻んでくれるかな」

若者「あいよっ」テキパキ

少女「……」ジー

青年「えーっと……そうだね、大根をおろしてくれる?」

少女「……」コクッ

青年(いわしは開いて、小骨等を取って刻んでっと)タタタタ

若者「どうぞー」スッ

青年「ありがとう。お粥に卵って入れる?」

若者「使うっすけど」

青年「白身貰っていいかな?」

若者「白身だけ? 良いっすよ」

青年「助かるよ」ニコ

青年(葱、生姜、豆腐、それに味噌、醤油、酒、片栗粉を加えて)パパッ

青年(むらなく白身をまぶして)ペトペト

青年(サラダ油を敷いたフライパンで、まず表面を強火で焼く)ジュウゥウゥ

青年(焼き色が付いたら、弱火にして蓋をしてっと)カポッ

若者「手際良いっすねー、料理出来たんですね」

青年「暇な時にするくらいだけどね。そんなにいっぱい作れないよ」

少女「……」スッ

青年「ありがとう、じゃあ――」カポッ

若者「おおー、良い匂い」ホワッ

青年(手早く盛り付けて、大葉……は好みがあるからな。大根おろしを添えて、ポン酢を少し垂らして)チョコン

青年「お口に合うと良いですけど……」

若者「お粥も出来たっす」

男「いただきます!」スッ

青年(よく考えたらプロに出すなんて馬鹿じゃないのか僕、何してんだよマジで)ドキドキドキドキ


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