19: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/10(木) 22:55:52.13 ID:XPjlZSbA0
〜 翌朝 司令室 〜
天津風「お、おはようございます……提督」
提督「おはよう天津風。随分と久しぶりだな」
天津風「ごめんなさい、私……秘書艦代理に任命されてたこと、すっかり忘れてて……」
提督「なーに、構わないさ。君たちないない駆逐隊はここに来て間もない。それくらいは目をつむろう」
天津風「あ、ありがとうございます! あたし、今日からはしっかりと秘書艦として頑張るから!」
提督「うむ。良い心がけだ。ではさっそくで悪いが、そこの書棚から資料を取ってくれないか?」
天津風「任せて!」サッ
提督「それを持ったまま私の膝の上へ」
天津風「お安い御用よ!」チョコン
提督「素晴らしいな」ナデナデ
天津風「きゃぁあああああああっ!!」
提督「どうした?」
天津風「ど、どどどどどうしたじゃないわよ!! 何が秘書艦の仕事よ! このヘンタイ!」
提督「なんだか新鮮な反応だな……。いいか天津風? この鎮守府における秘書艦の仕事とはな、こういうものなのだ」
天津風「う、嘘よ! 膝の上に座ることが秘書艦の仕事だなんて、そんなのおかしいじゃない!」
提督「今この場にいないのが非常に残念ではあるが、うちの本当の秘書艦は何の迷いもなく座るぞ」
天津風「どうなってるのよこの鎮守府!」
提督「あ、でも誤解するなよ? 彼女はちゃんと恥ずかしそうにはする。少し恥じらいながらも嬉しそうに、
なおかつほんの少しだけ申し訳なさそうにして座るんだ」
天津風「どうでもいいわよそんな情報!」
提督「カルチャーショックだな……。となると、天津風は私の膝には座りたくないというのだな……」
天津風「当たり前でしょ。艦娘を何だと思って…………はっ!?」
提督「ん?」
天津風( 待って……ここで提督の機嫌を損ねてしまったら、墓石の改修の件は…………。
これも島風のため、ないない駆逐隊のため……なんとか提督のご機嫌をとって、
墓石の改修許可を貰わないと……!! )
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