38: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/11(金) 22:03:36.30 ID:n8gVf/dc0
〜 鎮守府 桟橋 〜
文月「うわぁあああああああああああん!!」
長月「な、泣くな文月! 我々が泣いたら……那智さんに、申し訳が立たない……」
天津風「はぁ……はぁ……ちょっと、どうしたのよ一体!?」
皐月「天津風……ボクたち……ボクたち……」
浜風「気が動転しているようですね。まともに話せる状態ではないでしょう」
天津風「あなた達、たしか今日は那智さんと輸送任務って言ってたわよね……」
長月「そうだ……そして、私たちは……那智さんを……見捨てて来てしまったんだ……」
時津風「えっと、どういうこと?」
雪風「雪風にも、状況がよく分かりません……」
文月「うわぁああああああん!!」
浦風「ほうら。ええ子じゃけぇ、そがぁに泣きなさんな。……な?」ギュゥ
文月「うぅ……ひっく……うん……」
浦風「ゆっくりでええけん、落ち着いて言うてみ? 何があったん?」
文月「うん……。あのね、文月たちね、那智さんと一緒に航行してたんだけど……。 途中で深海棲艦が接近して……」
長月「大した相手では無かったはずだ……だが……」
皐月「ボクたちを庇って……那智さんが大破して……。無線も壊れちゃって……」
天津風「助けを呼ぶために、あなた達だけで戻って来たってことね?」
文月「……うん」
時津風「……それでまさか、島風……」
浜風「何も考えず……また飛び出して行ったのでしょう」
66Res/75.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。