48: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/11(金) 22:40:13.53 ID:n8gVf/dc0
〜 夕方 墓地 〜
時津風「ふぅー。やーっと終わったぁー!!」
雪風「バンザーイ! バンザーイ!」
浜風「一時はどうなるかと思いましたが……なんとか終わりましたね」
浦風「この墓地も最初はちぃと不気味じゃったけど、こうして眺めると何だか神秘的じゃね」
天津風「那智さんも、大破したばかりなのに手伝ってもらっちゃって……」
那智「気にするな、高速修復材という奴はなかなか効く。
それに、これは命を救ってくれたお前たちへ礼のつもりだ。この程度ではまだまだ足りないがな」
島風「べ、別にいいのに……そんなの」
那智「謙遜するな島風。お前には今回、特に世話になった。
索敵、戦闘、戦況判断……お前はすべてにおいて優秀だ。速くて強い駆逐艦……たしかにその通りだ」
島風「でも…………結局私一人じゃ、ここまで帰ってこられなかった……」
那智「あぁそうだ。ここまで誰も沈むことなく帰還できたのは、仲間との協力があったからだ」
島風でも「私は…………一人でも強い存在でありたい。誰かに頼るなんて…………」
一同「………………」
天津風「はぁ……島風ってホント、呆れるほど頑固よねぇ」
島風「………………」
天津風「いいわ、じゃあちょっとついて来て。他の皆も」
那智「そうか。では、私は先に戻っている」
天津風「いいえ、那智さんもです」
那智「……私もか?」
天津風「那智さんにもきっと、関係のあることですから」
那智「……?」
天津風「ここにいる全員に、見せたいものがあるの」
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