過去ログ - モバP「靴ひも」
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4:名無しNIPPER
2016/03/11(金) 13:04:51.12 ID:4mRxi4n+0
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同日夕刻/事務所

P『実は...楓さんの担当を外してもらおうかと、考えているんです。』

楓『えっ....』

P『...』

楓『....どうして、ですか?』

P『...』

P『自分に限界を感じたんです。俺では、楓さんの魅力を目一杯に引き出すことができないと。』

P『他の、もっと優秀なプロデューサーの下についたほうが楓さんはきっと...』

楓『そんなことありません。』

楓『私は、Pさんと一緒だったから、ここまでやってこれたと思っているんです。それに、これからも。殻に籠りがちだった私を変えてくれたのはPさんです。』

P『でも...』

楓『私がまだまだアイドルとして未熟なのは承知しています。早く立派になれるようにもっと頑張りますよ?』

P『楓さんは今でも立派なアイドルですよ。さっき言った通り、これは俺の方の問題なんです。』

楓『問題なし、です。』

P『あるんです。』

楓『のーぷろぶれむ』

P『......』

楓『...』

P『...』

楓『ダメ、なんです...』

楓『正直にお話しますね。私は...Pさんと一緒にお仕事に行ったり、お酒を飲みに行ったりすることが...Pさんと過ごす時間が、いつしか私の中でとても大きなものになっていて...それが無くなってしまうのが...嫌なんです。』

P『...』

楓『私はPさんの事が......Pさんも私の気持ちに...きっと気付いていますよね?』

P『...』

楓『Pさんは...Pさんは...私の事を、どう思っているんですか?』

P『俺は、楓さんの想いに...応えることはできません。』

楓『違うんです。』

楓『そうじゃないんですっ...それは、私も分かっています。アイドルとプロデューサー、ですから...』

楓『Pさんの本心を知りたいんです...私の事、ひとりの女性として、どう思っているんですか?』

P『......』グッ

P『......好きでは.....ありません...』

楓『...っ...そう...ですか...』

P『も、もちろんアイドルとしては大好きですよ!楓さんなら絶対トップアイd』 楓『...っ!』ダッ

P『楓さんっ!』


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