24: ◆aujQ5B6q.2XT
2016/03/13(日) 17:29:52.67 ID:IvG/wgZAO
いざ壇上へ上がると、空気が全然違うことに気付いた。
椅子に座っていたときは感じなかったが、肌がピリピリする。
それに――ここだと全員の顔が見渡せる。
25: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 17:57:58.25 ID:IvG/wgZAO
――――――
「私が一年生のとき…この学校は廃校の危機にありました」
26: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 18:02:22.00 ID:IvG/wgZAO
「今、ここで言いたいことがあります」
「私は…音ノ木が、大切な仲間達が、…そして私をここまで見守り、育ててくれたパパとママが…」
27: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 18:12:03.24 ID:IvG/wgZAO
―――――
在校生の見送りも終わり、私達は校門前まで来ていた。
28: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 22:46:03.52 ID:IvG/wgZAO
不意に花陽が近づいてくる。
「っ〜〜〜!」
29: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 22:52:05.01 ID:IvG/wgZAO
――十分ほどたっただろうか。三人の目はすっかり赤くなっていた。
別れが近づいて、くる。
30: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 22:57:46.82 ID:IvG/wgZAO
「…花陽」
そっと、話しかける。花陽はキョトンとしている。
31: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 23:03:05.42 ID:IvG/wgZAO
「凛」
「………」
32: ◆aujQ5B6q.2XT[sage]
2016/03/13(日) 23:21:15.69 ID:IvG/wgZAO
それからしばらく、三人で笑いあった。
心が温かくなり、何か、三人の中で“つながり”みたいなものが出来たと感じた。
33: ◆aujQ5B6q.2XT
2016/03/13(日) 23:23:13.99 ID:IvG/wgZAO
これで終わりです。
2作目ということで、これからの参考にしたいので意見があれば、是非お願いします。m(_ _)m
ありがとうございました。
34:名無しNIPPER
2016/03/14(月) 15:47:59.46 ID:AbN55lMAO
つまらない
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