過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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19:1[sage]
2016/03/13(日) 00:10:42.02 ID:liDu2/2B0

結衣「…えっと、いろはちゃん、それって同じクラスの男子とかじゃダメなの?」由比ヶ浜が遠慮がちに口を挟む。

八幡「お、それだ!由比ヶ浜が珍しくいいこと言った!」お父さん思わず感動しちゃったよ。

結衣「ちょっ!珍しくとか超余計だしっ!」

確かに一色のような男好きのしそうなゆるぽわビッチであれば、喜んで協力してくれそうな男なんぞ、それこそいくらでもいるだろう…その分、女子からは嫌われてそうだけど。

雪乃「そうね、この時間ならまだ知り合いが学校に残っているんじゃないかしら?」


一色「え? えっと、あー…、そうですねー…」なぜか取り乱す一色。お前、今、目がカジキマグロ並みの勢いで泳いでんぞ。



一色「 ――― あ、でも、やっぱり私、先輩のことが好きみたいなんです!」



雪乃&結衣「えっ?!」ふたり揃って俺を見る。

八幡「って、だからそうじゃねぇだろ。お前らなに勘違いしてんだよ。少し落ち着けっつの」

自慢ではないが過去に同じような勘違いを幾度となく繰り返してきこの俺が、今さら後輩女子、それも一色ごとき相手に“好き”とか言われたくらいで取り乱すはずもない。

…しかし、こいつってば何で俺のことは“先輩”としか呼ばないんだろうね。もしかしてまだ名前覚えてないのかしらん?

そんな事を考えつつ、俺はそろそろ冷めたであろう頃合いを見計らって手元の湯飲みをそっと口に運んだ。


結衣「ヒッキー、それシュガーポットだし!」

八幡「んぶっ?!」

雪乃「…あなたこそ少し落ち着いた方がいいみたいね」



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