過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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226:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:22:52.77 ID:+UIhv+fT0



折本「ぶ、ぶはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」

以下略



227:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:24:00.91 ID:+UIhv+fT0

……………ちょっと待て、なんでいきなりここで大爆笑なんだよ?何か違くね?


折本「…ひっ…ひーっ、やだなぁ、冗談だよ、冗談! 比企谷と付き合うとか、マジありえないから」
以下略



228:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:27:26.22 ID:+UIhv+fT0

ひとしきり、それこそ腹筋が攣りそうな勢いで笑っていた折本だが、やがて少し落ち着いたのか、ひくひくとしゃくりながら、指先で目尻に溜まった涙を拭う。


折本「……さて、丁度いい具合に時間も潰せたし、比企谷からかって気も晴れたから、あたしそろそろ帰るわ」
以下略



229:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:28:37.03 ID:+UIhv+fT0

八幡「あ、おい!折本!待てよ!マフラー」


既に背を向けて歩き始めていた折本に声をかける。
以下略



230:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:30:34.95 ID:+UIhv+fT0

小町「あーあ、帰ってきちゃったんだー。そっかー。帰ってきちゃったかー」

びろーんと縦に伸びたカマクラの上半身を抱いたまま、パジャマ姿で俺を出迎えた小町の第一声がそれである。他に掛ける言葉の選択肢はないのかよ?

以下略



231:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:33:20.75 ID:+UIhv+fT0

そういや、中学3年の時、クリスマス前に教室で一生懸命何か編んでて冷やかされてる折本の姿を見たような気がする。
間に合わせるために連日夜遅くまで編んでいたのだろう、授業中に居眠りこいてて先生に注意されてたりとかしてたっけか。

もっとも、その頃にはさほど親しくもなかった俺たちの仲も、かなり疎遠になっていたわけだが。
以下略



232:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:33:55.81 ID:+UIhv+fT0


「 ――― しっかし、なんでそうやって無自覚に自分からフラグ折るかなぁ…」


以下略



233:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:35:31.99 ID:+UIhv+fT0

部屋に戻ってから何気にラジオを点けると、どうやら関東の一部では初雪が観測されたらしい。道理で寒いわけだ。

小町の笠地蔵ではないが雪と言えば、疲れた旅の僧侶をもてなすために地主の畑から野菜を盗んだ婆さんの足跡を雪が隠す、なんて昔話もあったっけか。

以下略



234:1 [sage]
2016/04/05(火) 00:38:57.56 ID:+UIhv+fT0

短いですが、今日はここまでで。ノシ

次回はラスト、エピローグです。できれば明日、同じ時間帯に。


235:1
2016/04/05(火) 00:40:50.58 ID:+UIhv+fT0

スミマセン、一応、ageときます。


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