過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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3:1[sage]
2016/03/12(土) 00:36:42.25 ID:fXDvOLLe0

結衣「でも壁ドン…かぁ…」由比ヶ浜が片手でぽわぽわとお団子髪を弄びながらそれとなく横目で俺を見た。

なんぞと返した俺と目が合った途端、慌てて横を向いてしまったが、その仄かに赤くなった耳を見ればさすがに鈍い俺といえどもピンとくる。

八幡「………や、アレだぞ由比ヶ浜」

結衣「…え?なっ、何?」/// ドキッ

八幡「一応断っておくが、ドンがつくからと言っても、別に天丼やカツ丼みたく食い物の事じゃないからな?」

もちろん深夜営業のディスカウントショップや辛口のファッションチェックともまるで関係がない。

結衣「あ、あたしだって、そ、それくらい知ってるしっ!」/// 

せっかく教えてやったというのに逆に何やら機嫌を損ねてしまったらしくプンプン怒り出す。でもコイツ、確かついこの間まで人間ドックのこと人面犬と勘違いしてなかったっけ?

八幡「そうなのか?そりゃ悪かったな。じゃあ、お前、壁ドンがどんなもんか説明してみろよ」

結衣「…………へ? えっと、ほら、アレでしょ?なに?なんかこう、壁にドーンって…」

言いながら右手を突き出して見せるその仕草はどちらかというと、いや、むしろ限りなくガチョーンのそれに近い。昭和かよ。

八幡「…壁にドーンって、お前それ、まんまじゃねぇか」もしかして説明の意味から先に説明しなくちゃいけないの?

一色「あー…、でも、それって、いかにも結衣先輩って感じですよね」

結衣「うわっ!なんかいろはちゃんにまで残念な目で見られたっ?!」



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