過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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36:1 [sage]
2016/03/14(月) 00:23:07.41 ID:8WS3sg8r0

一色「はぁー…そうですか…」一色が溜息をつく。


その口振りからすると、どうやらやっと諦めて…


一色「…せっかく先輩方も一緒にどうかなって思ってたんですけど」



雪乃&結衣「……………え?」



一色の言葉に雪ノ下と由比ヶ浜が同時にピクリと反応を示した。シンクロ率で言えば120パーセントくらい。お前らいったい何チルドレンなんだよ。


結衣「…えっと、そ、それって、もしかしてあたし達もヒッキーに壁ドンされる…ってこと?」由比ヶ浜が少し食い気味に訊ねる。


一色「え? あ、はい。どうせなら私だけじゃなくって、他の方の意見も参考に聞いてみたいし?」一色はそこで一端言葉を切り、


一色「…でも、当の先輩がノリ気じゃないんだったら仕方ありませんよね…」

さも残念そうな様子を装いながら、チラリと俺に向けて意味あり気な視線を送って寄越した。



結衣「ひ、ヒッキーやってあげようよっ!」///

八幡「ちょっと待てッ!なんでいきなりそうなるんだよっ?!」



雪乃「……ば、ばかばかしい」

その一方でいつもと同じように毅然とした態度を崩すことなく雪ノ下がきっぱりと言い放った。

おお、さすがはクール・ビューティー雪ノ下さん!そこにシビれる憧れるぅ!

雪乃「…………でも、奉仕部に対する依頼、ということであれば致し方ないわね。その…今日は他に依頼人も来ないみたいだし」///

八幡「って、引き受けんのかよっ?!」雪ノ下、お前もかっ?

結衣「う、うんうん、仕方ないよね、なんたって他でもない、いろはちゃんの依頼だしっ!」


一色「うわー!ありがとうございますぅー」

二人に向けて可愛らしく手を合わせる一方で、ふたりの視線が自分からそれた途端、してやったり、と、まるで勝ち誇ったようなドヤ顔で俺を見る。


八幡「や、ちょ、お前ら、嫌なら別に無理して引き受けなくたって…」


結衣「あ、ほらほらっ!ヒッキー、早くするしっ!さっきからいろはちゃんがずっと待ってるんだから!」

雪乃「比企谷くん、さっさとなさい。まったくあなたときたら本当にクズのうえにグズなんだから」


…え?なに?なんかお前ら、急にノリノリになってねぇか?って言うか今の今まで反対してなかった?手のひら返すの早すぎだろ。阿波踊りかよ。



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