過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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468:1[sage]
2016/06/24(金) 23:22:55.87 ID:AwI4QHXG0

八幡「んで、わざわざここで待ち伏せてたってことは、俺に何か用なのか? 知ってると思うけど、今、文化祭の準備で超忙しいから、お前と関わってる暇ねーんだけど」

ホントは忙しくなくても相手などしたくないし、それどころかできれば今後一切関わりなど持ちたくもない。

以下略



469:1
2016/06/24(金) 23:23:24.15 ID:AwI4QHXG0
八幡「まだやってたのかよそれ。後でリアルな禁書になるから止めておけと忠告したはずだぜ?」

材木座「おお、そうか。やはり見たいか。うむ、そうであろうのう … おや? なぜかこんなところに偶然、脚本が?」 ゴソゴソ

八幡「って、全然聞いちゃいねぇし。悪ぃけど、今忙しいんだよ。また今度、機会があればゆっくりな」
以下略



470:1[sage]
2016/06/24(金) 23:24:40.58 ID:AwI4QHXG0

根負けした俺は仕方なく材木座の手から無駄に厚い原稿の束をひったくるようにして受け取る。
見るからに紙とインクの無駄なのだが、何といっても一番無駄なのはこいつに付き合わされることで消費される俺の時間だ。


以下略



471:1[sage]
2016/06/24(金) 23:25:56.15 ID:AwI4QHXG0

材木座「よいか八幡よっ!聞いて驚け見て頓死せよ! これこそ我が夜も寝ないで授業中居眠りしつつ書き上げた珠玉の傑作!」

八幡「 … なんでもいいから早くしろよ。前置き長すぎだろ」

以下略



472:1[sage]
2016/06/24(金) 23:26:35.74 ID:AwI4QHXG0

八幡「どこかで聞いたタイトルだな ……… って、まさかそれ ………」

材木座「左用! フランス人パイロットにして小説家でもあるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』をアレンジした傑作中の傑作! ブロードウェイで上演すれば間違いなく全人類が泣く。少なくとも我は泣く。お主も読む前にハンカチ王子のおかわりを準備をしておいた方がよいぞ!」

以下略



473:1[sage]
2016/06/24(金) 23:30:29.45 ID:AwI4QHXG0

八幡「…んで、一応聞いとくが、タイトルからしてヒロインはやっぱ女子なんだろ? 誰にやらせるつもりなんだ?」

材木座「うむ。我もよくは知らぬのだが、我がクラスの出席番号8番、血液型はB型、6月7日生まれのふたご座で会社員の父親と専業主婦の母親、大学生の姉と小学生の弟のいる桜山咲久(さくらやまさく)という女子はどうかと考えておる。いやホントに我はよく知らぬのだが」

以下略



474:1[sage]
2016/06/24(金) 23:33:54.23 ID:AwI4QHXG0

八幡「ちなみにお前は何の役やんの? バオバブの木とか?」

屋久島の千年杉とかだったら超似合いそうだよな。出てこないけど。

以下略



475:1[sage]
2016/06/24(金) 23:35:45.59 ID:AwI4QHXG0

八幡「いやいやいやいや、それちょっと無理があるんじゃね?」

体型を見れば、ちょっとどころの話ではない。それこそアナコンダがゾウを飲みこんだって、さすがにこんなにふてぶてしくはならない。

以下略



476:1[sage]
2016/06/24(金) 23:37:01.36 ID:AwI4QHXG0

材木座「わ、我をUMA扱いするかっ!?」

雪乃「そうよ由比ヶ浜さん、いくらなんでもそれは失礼じゃないかしら … ツチノコに対して」

以下略



477:1[sage]
2016/06/24(金) 23:39:51.85 ID:AwI4QHXG0

結衣「ヒッキー、そろそろ…」

由比ヶ浜が言いにくそうにモジモジと促す。

以下略



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