過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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51:1 [sage]
2016/03/14(月) 13:12:07.28 ID:Wr1Ju3m/0

八幡「…おし、んじゃ、ちゃっちゃと終わらせるぞ」

そんな思いなどおくびにも出さぬよう、努めて軽いノリを装って由比ヶ浜に声をかける。

結衣「う、うん。そ、そうだね」

応えながらも由比ヶ浜がなぜか遠慮がちにそっと雪ノ下の横顔を窺うのが見えた。

もしかしたらこいつも、俺と同じような思いをずっと抱えていたのかも知れない。
だとすれば、やはりこれが何かの契機となり、以前のようにごく普通に接することができるようになれば、それに越したことはないのだろう。
別に開き直った、というわけでもないのだが、俺は今のこの状況をできるだけ前向きに捉えることにした。

雪乃「由比ヶ浜さん、どうかしたのかしら?」 由比ヶ浜の視線に気が付いた雪ノ下が優しく声をかける。

結衣「ん、うううん。な、なんでもないの」

雪乃「胸ヤケの薬なら常備しているから遠慮しないで。気持ちが悪くなったらすぐに言うのよ?」

結衣「あ、うん、平気、平気、大丈夫だから。気を遣ってくれてありがとう、ゆきのん」


八幡「……いや、お前ら少しは俺に遠慮するなり気を遣うなりしたらどうなんだよ」



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