過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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525:1[sage]
2016/07/04(月) 20:25:46.53 ID:eF2jRlhH0


川崎「 … あんたたち?」


以下略



526:1[sage]
2016/07/04(月) 20:27:27.32 ID:eF2jRlhH0

川崎「ばっかじゃないの? あんなのどうせ見せパンじゃない」

八幡「はぁ? なに言っちゃってんのお前、そんなこたぁ全然関係ねぇーだろ」

以下略



527:1[sage]
2016/07/04(月) 20:28:37.13 ID:eF2jRlhH0

川崎「 ……… で、なに? もしかしてあんたもスカートめくりとかして喜んでたクチなわけ?」

八幡「ん? ああ、さすがに今はもうやらないがな」

以下略



528:1[sage]
2016/07/04(月) 20:30:08.33 ID:eF2jRlhH0

川崎「ふ、ふーん。そうなんだ。好きな子、ね」///

川崎はなぜか頬を赤らめ、困ったような顔をしてスカートの裾をちまちまと引っ張る。

以下略



529:1[sage]
2016/07/04(月) 20:31:05.45 ID:eF2jRlhH0

八幡「 ………… おい、お前の弟、あんなこと言ってるけどホントに大丈夫なのか?」

全くの他人事ながらも、一抹の不安を感じて俺は川崎の顔を窺う。

以下略



530:1[sage]
2016/07/04(月) 20:33:53.63 ID:eF2jRlhH0

川崎「そういえば、あんたさ、こないだ、あたしのこと推(お)してくれたじゃない?」

八幡「あん?」

以下略



531:1[sage]
2016/07/04(月) 20:35:07.02 ID:eF2jRlhH0

八幡「あー… それより、いいのか弟ほったらかしで。なんか暇もてあましてるっぽいけど?」

大志が外の風景を見るのにも飽きたのか、今は正座したまま天井の染みを数え始めている。

以下略



532:1[sage]
2016/07/04(月) 20:36:07.69 ID:eF2jRlhH0

あー… そういえばこいつも文化祭一緒に回るような友達とかいねーみてーだからな。

普段は大して気にならないけど、なんかこうした大きなイベントのある時って、ぼっちの疎外感っていったらマジパないんだよな。同じぼっちとして、その気持ちよくわかるわー。

以下略



533:1[sage]
2016/07/04(月) 20:37:21.36 ID:eF2jRlhH0

川崎「な … なによ?」///

おっと、いかんいかん。どうやら無意識に川崎の顔をじっと見つめてしまっていたらしい。

以下略



534:1[sage]
2016/07/04(月) 20:39:08.10 ID:eF2jRlhH0

確かに見た目こそ不良っぽくて態度にもぶっきらぼうなところがあるとはいえ、彼女が家族想いで根は優しい女の子であることは例のスカラシップの一件からでもよくわかる。

家計助けるためのバイトが忙しくて、なかなか仲の良い友達をつくるヒマもないのだろう。だが、そのことで弟に変な心配をかけたくないという気持ちもあるのかもしれない。
この俺に頼るくらいなのだからかなり切実な問題に違いない … って、なにそれ自分で言っておきながらなんか悲しい。
以下略



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