過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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549:1[sage]
2016/07/06(水) 10:29:52.36 ID:m9A8Kiok0


八幡&雪乃「えッ?!」///


小町に言われて初めて気がつき、それまでごく自然に繋いでいた手を同時に離す。

そういや、あの後体育館の中で“袖つかまれてるとバランス悪いからこっちにしてくれるか”とか何とか言って代わりに手を差し出したんだっけか。

うわ、思いっ切り忘れてたわ。俺の手の神経どうかしちゃったわけ? つか、こんな時にまでオートで発動してしまうお兄ちゃんスキルが憎いっ!

雪乃「こ、これは体育館の出入り口が混雑していたからという致し方ない理由があってやむを得ず比企谷くんの手を借りていただけであって別に深い意味があるわけでは全然なくてむしろ…」///

雪ノ下がわたわたと慌てながら言い訳めいた言葉を連ねていたが、最後の方は尻すぼみになり、真っ赤な顔をしてチラリと俺の方を見る。また俺ですか …… 。


八幡「あー…コホン。これはアレだ。ホラ、小町とだって人ゴミではぐれないように手を繋ぐことぐらいあんだろ? アレと同じだ、アレ」

小町「ふーん。でも、最近は恥ずかしがって滅多に繋いでくれなくなったけどねー」ニヤニヤ


雪乃「 … え? そ、そうなの?」///

八幡「や、それはだな … 」///


このままではまるで俺がしょっちゅう妹と手を繋いでいるシスコンだと勘違いされてしまいそうなので、一応セルフのフォローを入れることにする。


八幡「小さい頃から家族揃ってお出かけする度に、かーちゃんとオヤジと小町が俺からはぐれて迷子になるんで、仕方なく手を繋いでやってたってだけの話だからな?」


雪乃「 …… それって、どう考えても迷子になっているのはあなたの方だと思うのだけれど」



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